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2018-09-02

NYで話題の“チキンオーバーライス”が食べられるお洒落なカフェ「OLD FINE CAFE」@船橋市習志野

読者の方、というかお店の方から情報提供がありました。

<情報>

こんにちは。
色々とネットサーフィンしていたら見つけてしまったこのウェブサイト。
記事の書き方や写真がとても良かったので、是非ウチのお店も取材して頂きたく情報提供しました。
習志野高校の通り沿いのギリギリ船橋市入っています。OLD FINE CAFE です。
ハンドドリップで淹れたコーヒーと手作りスイーツがウリですが、ランチメニューのチキンオーバーライスが大人気です。NY のベンダーで流行りというか、もはや文化となっているこちらの商品は千葉ではなかなか食べられるお店もないかと思います。是非食べに来てみてください!

しんさん情報提供ありがとうございます。

このようにお店の方ご本人からの自薦も全然OKなので「情報提供フォーム」よりご連絡ください(*必ず取材できる訳ではない旨、あらかじめご了承ください)。

情報提供フォームはこちら

 

この情報提供を読んで記事のことを褒められて嬉しくなる一方で、一つ疑問が…

チキンオーバーライスって何?

むくむくと湧き上がる疑問と好奇心、食べに来てと言われて行かぬわけには参りません。

ということで取材させていただくことに

お店の名前は「OLD FINE CAFE(オールドファインカフェ)」です。

 

場所

県道57号線沿い、実籾駅から北習志野方面へ。習志野高校を過ぎてすぐ右手にあります。

習志野高校方面(実籾駅側)から

北習志野方面から

「OLD FINE CAFE」店舗外観

この看板が目印です

店舗入り口

 

店内

店内はカウンターが4席、テーブル18席でソファ席もあります。ウッド調のお洒落なオールドカントリースタイルという感じ。席間もゆったりと取られて広々としていて、すごく落ち着く雰囲気になっています。

カウンター席

店内(ソファ席)

店内(奥から)

店内(奥から)

階段はありますが2Fには上がれません。

店外にテラス席もあります

 

メニュー

ランチメニューは5種類の料理から選べます(画像の4種+お子様カレープレート)。スープとサラダ付で大盛り無料はお得ですね。スイーツセットは+250円、ドリンクセットは+150円〜

↓画像クリックで拡大

アラカルトメニューはこんな感じ。夜はお酒もあるのでおつまみ系が多いです。

↓画像クリックで拡大

ドリンクメニューはこんな感じ。コーヒーはハンドドリップで淹れてくれます。他にも紅茶、自家製レモネードなどソフトドリンク、お酒はビール、ウィスキー、ワイン、カクテル、焼酎が揃っています。

↓画像クリックで拡大

 

チキンオーバーライスを実食

さてチキンオーバーライスをいただく前に、そもそもチキンオーバーライスとは何か?聞いてみると

「ニューヨークの公園や路地にある屋台(ベンダー)で人気の屋台メシで、元々はトルコで生まれたメニューをニューヨークで出したところ一躍人気になって、今や多くのニューヨーカーにとって愛されるメニューになっているんです。日本でもじわじわと話題になりつつあるのですが、まだ食べれる所はそんなに多くないですね。ターメリックライスに味付けしたチキンを乗せた料理で…まあとにかく食べてみてください!」とのこと。

なるほど何と無くわかりましたが、やっぱり食べてみるのが一番早い!という訳で待つこと数分。

これが、チキンオーバーライスです!

アップでドン!

解説するとターメリックライスの上に10種類以上の香辛料とヨーグルトに漬け込んで焼いたタンドリーチキンが乗っています。サラダもたっぷりついていて、上にかかっているのはチーズ香るクリーミーなソースと、ピリッと辛みのあるシラチャーソースの2種類がかかっています。

ではいただきます!

食べてみると

スパイシーな鶏肉とライスが織りなす絶妙なバランスが癖になる!

カレーのようでもあり、カレーではない。ジャンバラヤのようでありジャンバラヤではない。スパイシーなんですけどそれが前面に来る感じではなく、どこか洗練された感じがあって、なんというか…バランスが絶妙なんです。

これは癖になる味ですね。ニューヨーカーが愛する理由もわかります。

 

ハンドドリップのコーヒー

一杯ごと丁寧にハンドドリップで淹れてくれます

せっかくなのでコーヒーも淹れていただくことに。豆は3種あり(*季節や仕入れによって変わります)、店長のオススメ「フローレスタ デ ヴィセンチ」をチョイス。

コーヒー豆は3種類から選べます。

出来上がりました

いただきます!

甘く香ばしい香りと、キリッとした苦味、飲み口はとってもスッキリしています。

香りの余韻が長く続く、とても美味しく淹れられたコーヒーでした。

 

お店のこと

店長の徳永さんにお店のことを聞いてみました。

店長の徳永新輔さん

OLD FINE CAFEは2018年5月23日にオープンして3ヶ月が経ちました。

徳永さんは鹿児島の出身で、高校を卒業し東京にある音楽の専門学校に行くため上京しました。

在学中に鹿児島でお父さんが運営に関わっていたカラオケボックスが閉店することを知り、学校を卒業後鹿児島に戻ってそのお店の運営をしてみることに。

東京の料金システムやサービスなどを取り入れると、当時カラオケブームも相まってお店は一躍人気店になりました。その後、種子島、熊本、福岡でカラオケボックスを展開し成功しました。

カラオケボックス以外にもアパレルショップ、バー、ドッグカフェなど色々なお店を手がけました。

いつかは東京でお店をやってみたいと考えていた徳永さんは、九州のカラオケボックスを人に譲り身軽になって東京に出る準備をしました。しかしいざ東京進出を考えた時に、自分に技術が何もないことに気がつきます。

そこで兼ねてから興味のあったカフェのオープンを目指し、自身に技術をつけようと都内のカフェで働きながらコーヒーのドリップ技術、ラテアートなどを必死に勉強しました。

 

なぜこの場所だったのか?

そろそろ自分のお店を出そうと都内で物件を探していましたが、なかなか見つからず自身が住んでいた実籾駅周辺で、たまたまこの場所が居抜きで空いていたので内見したところ気に入って即決したそうです。

元々は鉄板焼き屋と寿司屋だった場所で気に入ったポイントは床材トイレが綺麗だったところだそうです。

立地としては駅から離れた場所で決していいとは言えませんが、逆にこの場所で人が来るような運営ができればそれを一つのビジネスモデルとして今後展開していける。そのために色々なことを試して行きたいと徳永さんは言います。さすが経営者的な視線ですね。

 

わざわざ来たくなるお店に

立地の悪いところでもわざわざきてくれるお店にしたい。

その一つとしてチキンオーバーライスをメニューに取り入れました。

「レシピは本場の味を知っているシェフに頼んで色々と教えてもらいました。そこに自分なりのアレンジを加えて試行錯誤しながら作り上げて行きました。実際にNY在住のご夫婦に食べてもらったら美味しいと言っていただけたので自信につながりました。」と語る徳永さん。

何より実際私も食べてクオリティが高くて美味しいなと思いました。

 

店名の「OLD FINE CAFE」は“古く永く付き合うといい事がある”と言う意味があるそうです。確かに決して新しく建てたお店ではなく、むしろ以前の店の床材やその他古い部分を残していますが、その古さがさも昔からそこにあったかのような空間を作り出しています

経営者として成功してきた目線を持ちながら、新しいチャレンジとして生まれたカフェ。話を聞けば聞くほどに魅力的な方でした。

まだ行った事がない人は是非一度チキンオーバーライスを食べに、コーヒーを飲みに行ってみてはいかがでしょうか?

 

OLD FINE CAFE(オールドファインカフェ)

住所/船橋市習志野5-6-8

TEL/047-409-7908

営業時間/11:00〜22:00

定休日/無休

備考/駐車場4台(店前)、喫煙可(ランチのみ禁煙)

公式インスタグラム → https://www.instagram.com/oldfinecafe/

↓地図はこちら

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