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2018-11-30

【閉店】船取線沿い、囲炉裏でじっくり焼いた絶品いわなを食す「いわな料理 會山」

  • 【追記】この店舗は2019年10月31日をもって閉店しました

以前記事にした船取線(県道8号線)沿い、鎌ヶ谷ふじ幼稚園の向かいに出来た「いわな料理 會山」先月オープンしました。

↓以前の記事はこちら

県道8号線沿い 鎌ケ谷駅と馬込沢駅の中間に「いわな料理 會山」ができるみたい

渓流釣りをする私にとっては「いわな」は身近な魚なのですが、一般的にはあまり馴染みがないかと思うので、気になっている方も多いと思います。という訳で取材させていただくことに。

 

場所

船取線(県道8号線)沿い、馬込沢と鎌ヶ谷の中間あたり、鎌ヶ谷ふじ幼稚園の向かいにあります。

馬込沢方面から

鎌ヶ谷方面から

「いわな料理 會山」外観

駐車場は広々17台

 

店内

明るく綺麗で和の雰囲気がある店内は、テーブル18席、座敷8席、カウンター4席という構成です。

店内(入り口側から)

店内(右側テーブル席)

店内(右側お座敷)

店内(左側テーブル席)

 

メニュー(*取材時のものです)

ランチメニューはこんな感じ。やはり一番人気は「いわなの塩焼き定食」だそうです。

ランチメニュー

ディナーメニューはこんな感じ。定食は夜もあります。それ以外にも各種おつまみがあり、目玉は「いわなの刺身」だそうです。

ディナーメニュー

ドリンクメニューはビール、ウィスキー、焼酎、サワーなど一通り揃ってます。日本酒は会津の地酒「開当 男山」をラインナップ。

ドリンクメニュー

甘味もありました

自家製の燻製も美味しそう!

 

実食

ここはもちろん「いわなの塩焼き定食」をいただくことにします(刺身も気になりますが)。

週に3〜4回、会津より直送される新鮮なイワナ

會山のいわなは、会津下郷町の養殖場より直送の新鮮なイワナを使用しています。

また塩焼きは囲炉裏を使って炭火でじっくりと焼くこだわり。

 

焼き上がりには45分ほどかかるのである程度焼いてストックしておきますが、焼きたてを食べたい方は予約して行くとその時間に合わせて焼いてくれるそうです。

この日は取材時間に合わせて焼いてもらったので、熱々の焼きたてをいただくことに!

いわなの塩焼き定食

いわなアップ

いただきます!

フワッフワの身!そして香りが凄い!

一口食べてみてびっくり!炭火でいぶされながら焼かれた香ばしさが口いっぱいに広がります。ふっくらと焼かれた身はふわふわでいてジューシー、皮目はパリッと香ばしくてむしゃぶりつきたくなる美味しさです。

ご飯もとっても美味しい!

ご飯を一口食べてまたびっくり!粒が立っていて噛めば噛むほどの米の旨みが出てきます。こちらも会津の新米だそうで、お米好きなら一口でその違いに気がつくでしょう。

付け合わせの小鉢の煮物や味噌汁も、とても丁寧な仕事がされています。

気がつけば無心で完食していました。

 

お店のこと

オーナーと店長のお二人にお話を伺いました。

(左)オーナーの渡部富彦さん(右)店長の渡部琢磨さん

いわな料理會山は2018年10月10日にオープンして1ヶ月が経ちました。

オーナーの渡部富彦さんは福島県南会津の出身で20歳の時に白井で建設会社を始めました。25年ほど経営して建設業からフィットネス事業(カーブス)の経営へと業態変換をしました。現在も白井、鎌ヶ谷、船橋に3店舗を運営しています。

富彦さんのお兄さんが会津下郷町でイワナの養殖業を営んでいて、自身も小さな頃から川で釣りをしイワナを食べていました。囲炉裏で焼いて食べるイワナの美味しさを鎌ヶ谷、白井、船橋の人たちにも是非食べて欲しいと考え数年前から出店の計画を立てたそうです。

そこで調理師として働いていた息子の琢磨さんに相談し、店長としてお店を任せることにしました。

特注の囲炉裏。繊細に火加減を調整するため常に目を離せない

開店当初はなるべく囲炉裏で焼いたものに近くなるように特注のガス調理器具を導入しましたが、やはり囲炉裏の味には程遠く、結局特注の囲炉裏を入れることに。

「ガスのも悪くはなかったんだけど、やっぱり囲炉裏で炭火で焼いたのにはかなわないんですよね。この味を是非お客様に食べて欲しいと思ってお店を出したので、そこは妥協できませんでした。まあその分焼き方は手間がかかるいので店長には迷惑かけますが(笑)」とオーナーの富彦さん。

「僕自身も子供の頃から囲炉裏で焼いたイワナを食べていたので、やっぱり味の違いは明白にわかりました。炭火の火加減を調整しながら焼いていくので、常に目が離せません。調理はとても手間がかかりますけど、せっかくの新鮮なイワナをやっぱり美味しく食べてもらいたいので」と店長の琢磨さん。

確かに一口食べればその思いは舌を通じてわかると思います。

店名の會山の「會」は会津藩の旗印から取ったもの。会津の山の恵みを提供したいという意味を込めている。

富彦さんの出身地である南会津の地酒「開当男山」もそうですが、お米も会津の新米を使ったりと、会津の美味しいものを提供していきたいと語ります。

ちなみに趣味で狩猟をするそうなので、今後はジビエ料理を提供する可能性もあるそうです、楽しみですね〜。

まだ入ったことがない人は是非一度いわなを食べに行ってみてはいかがでしょうか?

 

【閉店】いわな料理 會山

住所/鎌ケ谷市東道野辺3-3-16

TEL/047-401-1220

営業時間/昼 11:00~14:00(LO13:30) 夜 17:30~21:30(LO21:00 *日曜は昼営業のみ)

定休日/月曜日、祝日

備考/P17台

↓地図はこちら

 

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