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2018-03-14

船橋コーヒータウン化計画の旗艦店となる「フィロコフィア」に行ってきた


 

今船橋がコーヒーの街として注目を浴び始めているのをご存知でしょうか?

その一つに「船橋コーヒータウン化計画」があります。

 

船橋コーヒータウン化計画とは?

船橋市高瀬町にある京葉食品コンビナートには、ドトールコーヒー、キーコーヒーといった2大メーカーの工場があり、市内には自家焙煎でこだわりのコーヒーを提供するお店が増えています。

中でも船橋駅前にあるドトールコーヒーは、全国初のハンドドリップカウンターを設置してある店舗で、毎年ハンドドリップの全国大会に上位進出者を多く出しているという異彩を放つ店舗です。

ドトールコーヒー船橋駅南口店

店内にあるハンドドリップカウンター

このドトールコーヒー船橋駅南口店のオーナーである梶 真佐巳さんが発起人となり、始まったのが「船橋コーヒータウン化計画」です。

現在市内の9店舗が活動に参画し、年に1度「船橋珈琲フェスティバル」というイベントを開催しています。初年度の2016年には2000人以上を動員して話題になりました。

この活動を続けていくことで、船橋がコーヒーの街として認知され、街全体が盛り上がり、そこに住む人々がコーヒーを通じて笑顔になればという想いで現在も活動しています。

 

シャポー船橋にできたラダーコーヒー

 

ラダーコーヒー外観

シャポー船橋がリニューアルオープンするにあたりJRの方から「船橋を代表するコーヒーショップ」を作って欲しいと梶さんに打診がありました。

そして梶さんも同じタイミングでドトールコーヒーの域を超えた「新しいコーヒー事業をやりたい」と思って提案していたことでラダーコーヒーが生まれました。

ラダーは船の「舵」を意味していて、船橋コーヒータウン化計画の舵取りをするという意味でつけたそうです。

 

バリスタ世界チャンピオンの技術

(左)粕谷 哲さん (右)梶 真佐巳さん

ラダーコーヒーを作るにあたり、梶さんは兼ねてから交流のあった粕谷 哲さんに声をかけました。

粕谷さんは、コーヒーの豆選びから抽出技術までの総合力を競う「ワールドブリュワーズカップ」で、アジア勢として初めてチャンピオンに輝いた世界に誇るバリスタです。

粕谷さんのドリップ技術をプログラミングした最新のドリップマシーンを導入し、誰でも簡単に世界チャンピオンの淹れたコーヒーと同じ物を提供できるようになっています。

最新式のドリップマシーン

粕谷さん曰く、近い将来には必ずオートメーション化の波がやってくるといいます。

実際に今導入しているドリップマシーンも温度、湯量、スピード、円を描く幅など本当に細かな設定ができるようになっているのだそうです。

また、粕谷さんは、分量やルールを守れば“誰でも簡単に美味しいコーヒーが淹れられる”という「4:6メソッド」を提唱しています。

参考サイト:おいしいコーヒーの淹れ方を世界チャンピオンに聞いてみよう!/東急ハンズ公式ホームページ

それが機械ならなおさら正確にできるという訳ですね。

でも、それではバリスタの仕事はどうなってしまうのでしょうか?

 

コーヒーの楽しみ方を伝導していく

フィロコフィア内観

ここで今回訪ねたお店フィロコフィアのことにつながります。

フィロコフィアは、ロースタリー(焙煎所)であり、ラボラトリー(研究所)であり、トレーニングセンター(訓練所)であり、ショップ(お店)であるという4つの側面を持っています。

ロースタリー(焙煎所)としては、世界的にも有名な焙煎所が使っていて、日本でも大きな会社で導入されている完全熱風式のLORING社のロースターを導入しています。この規模の会社が導入することは例がないそうで、梶さんと粕谷さんの強い信念を感じます。そのロースターで焙煎した豆は、卸先に収めるほか、自身の店「ラダーコーヒー」で提供します。

LORING社のロースター

ラボ(研究所)としては、豆、焙煎、淹れ方などを常日頃から研究しコーヒーを追求していきます。最近では市内のBARと一緒にコーヒーを使ったカクテルを一緒に考える試みも行っています。

新しい豆を試飲している二人

トレーニングセンター(訓練所)としては、店舗スタッフをはじめ、卸先への講習なども行い、自社で焙煎したコーヒーを美味しく飲んでもらうために知識と技術を提供します。

エスプレッソマシーンもある

ショップ(お店)としては、こちらでもドリップコーヒーは飲むことができ、豆も買うことができます。

粕谷さん曰く、バリスタの仕事はこれから技術の提供ではなく、コーヒーの楽しみ方を通じて生活を豊かにする手段を伝えていく役割が大きくなるといいます。

そういった活動ができるのが、自社で焙煎できる設備があり、研究できる環境があり、コーヒーを通じて人が集まってくる場所となるここフィロコフィアなのです。

コーヒー業界のこれから、一歩先を見据えた最先端の取り組みが、ここ船橋の地で始まっています。

 

ちょっとブレイク

さて…いささか話が難しくなってしまったので、この辺でコーヒーブレイクにしましょう。

何はともあれ皆さん、一度ラダーコーヒーと、フィロコフィアに行ってコーヒー飲んでみてください。

その1杯のコーヒーの前では「言葉」は無力です。

 

フィロコフィア(PHILOCOFFEA)

住所/船橋市本町2-3-29

TEL/047-460-9400

営業時間/10:00〜18:00

定休日/不定休

公式ホームページ →  https://philocoffea.com/

facebookページ →  https://www.facebook.com/Philocoffea/

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ラダーコーヒー(RUDDER COFFEE)

住所/船橋市本町7-1-1 シャポー船橋南館内1階

TEL/047−409−5655

営業時間/07:00〜22:00(月~土)、07:00〜21:00(日・祝)

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