北習志野のカレー専門店「MOTO CURRY(モトカレー)」で色々なカレーを食べてきた
北習志野駅前の通りを左折して、高根木戸方面へ歩いて8分ほどの所。ジョナサンの斜め向かいにあるカレー専門店「MOTO CURRY(モトカレー)」を知ってますか?
人気のパン屋さんアンポンタンさんの右隣にあります。
大きな看板はなく、白を基調にしたシンプルな外観なので、気づかない人は通り過ぎてしまうかも。
いざ入店
店内も白を基調にしたシンプルな作りで、とてもお洒落です。
カウンター5席とテーブル席が4つあります。
メニュー
メニューはこんな感じでカレーのみ。種類はなんと9種類あります。
どれも気になるな〜。これは優柔不断の人はなかなか決められないやつだ。
ただこの日は辛いのが食べたい気分だったので、「ミルチ」をオーダーしてみました。
実食
待つこと数分で「ミルチカレー」がやってきました。
一口食べて私は心の中で呟きました。
いや…これめっちゃウマいぞ!
正直びっくりしました。スパイスの香りがふわーっと口の中で広がります。
最初のうちは“辛さ”はそこまで感じませんが、食べ進めていくうちにジワジワと効いてくる後からタイプです。後半は汗がどんどんと吹き出てきますが、辛くて食べれないというような辛さではなく、辛さの中に旨さがあって、なるほど3回食べると病みつきになるというのも頷けます。
まさかのカレー祭り!
汗をかきかき食べていると、店主の中澤さんが声をかけて来ました。
カレーのことを色々聞くと「そういう事なら、ちょっとずつ味見してみますか?」とのこと
ありがとうございます!というわけで色々と味見させてもらうことに〜。
ビックリしたのは、それぞれルーの味や方向性が全然違うということです。
普通はベースとなるルーは1〜2種類であとはトッピングの違いというケースが多いですが、MOTO CURRYは大きく分けると5種類のベースがあるそうです。
個人的には、カルダモンの香りがとっても豊かに香る「キーマ」が一番好きでした。
実は私キーマカレーあまり好きではないんですが、こちらのは別格でしたね。
このようにルーはどれも味の方向性が異なるので、気になるものがあれば味見させてくれるそうです。
*だからといって全種類とかは無理ですよ…
お店のことを聞いてみた
店主の中澤基成さんにお話を聞いてみました。
MOTO CURRYは2017年3月にオープンして丸1年が経ちました。
店名はお名前の“基成”からとってMOTO CURRYです。
中澤さんは学校を卒業してから都内で保育関係の仕事をしていました。年齢を重ねていくにつれて管理職のポジションになり現場に立つ機会が少なくなりました。現場が好きだった中澤さんは、ずっと現場に立っていられる仕事をしたいと考え、30歳になってから保育の仕事を辞め、飲食店に勤めることにしました。
最終的にはカフェをやりたくて、洋食屋、パスタ専門店など色々な飲食店を掛け持ちしながら働き、ノウハウを学んでいきました。その後カレー屋で働きはじめた時に、そこで食べたカレーに衝撃を受けたといいます。
「カレーはそれまで外で食べるものじゃなくて、家で食べるものだと思っていたんです。実際外でカレーを食べることはありませんでした。でもそこのカレー屋で、カレーってこんなに凄いものなんだ!これなら金を払って食べたい!と思ったんですよ 」
それがキッカケとなり、カフェではなく“カレー専門店”をオープンしようと心に決めたそうです。
北習志野は中澤さんの実家がある場所で、生まれ育った街です。どこでお店を出すか考えているときに、たまたまこの物件が空いたことを知り即決したそうです。元々はスナックのようなお店だったそうで、内装は地元の友人の力を借りてDIYで改装しました。
お店の外観や内観に感じたおしゃれな雰囲気はどこか“カフェ”っぽい感じがあり、それは当初カフェをやりたかったという中澤さんのセンスが出ているのですね。
カレーに使われている肉が美味しかったので聞くと、地元の同級生がお肉屋さんをやっていて質の良い肉が仕入れられるのだそうです。地元でお店を出せたメリットですね。
まだ食べたことがないという人は、是非食べに行ってみてください。自信を持ってオススメします!
MOTO CURRY
住所/船橋市習志野台2-13-23
TEL/非公開
営業時間/昼 11:30〜15:00 夜 18:00〜21:00(*夜営業は土曜のみ)
定休日/日曜、月曜
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