クオリティ高すぎ!船橋市の小中学生による「自主研究・調査」の展示を見てきた
10 月17日(火)から10 月20日(金)まで、船橋市役所 1 階美術コーナーにて「平成 29 年度第 27 回船橋市児童生徒社会科作品展 船橋市役所特別展」が開催されているので、あたり編集部も行ってきました!
簡単に言うと、市立小・中学校の生徒が夏休みの期間に自主的に調査・研究した作品の中で、特に優れた作品と船橋に関する作品が展示されています。
まず、小・中学生が自主的に調査・研究を行うこと自体がすごいですよね!
(私が小中学生の時は、、、)
展示を見た後の感想はと言うと、
「ヤバイ!クオリティが高すぎる!」
とても小中学生が作ったとは思えない作品ばかりでした。
市長賞(1位)を受賞した石野里桜さんの『三人吉三から読み解く 船橋庚申信仰』は、歌舞伎について 3年間も研究し続けた集大成となる大作です。
なんと!ファイル5冊(合計100ページ)もあります!
歌舞伎の鑑賞が趣味の石野さんは、河竹黙阿弥の三人吉三(さんにんきちさ)「大川端庚申堂の場」が好きで、作品を通して庚申塔(こうしんとう)に興味を持ちました。
そして、船橋市内にも庚申塔が多くあることや、庚申塔が造られた時期と三人吉三の初演や再演の時期が重なっていることから、三人吉三を読み解くことで庚申塔が普及した原動力や魅力が分かるのではないかと考えたことが、今回の研究のきっかけとなったそうです。
庚申塔(こうしんとう)についてはコチラをご覧ください。
市議会議長賞(2位)を受賞した小中美仁さんの『失われた川を追え!!菊田川水系探検レポート』
教育長賞(3位)を受賞した梅原桜良さんの『東武アーバンパークラインの謎~スゴイぞ!東武鉄道!~ 』
そしてあたり編集部的に気になったのは、金賞を受賞した磯邉桜子さんの『私のふなばし今昔物語パートⅡ〜市制施行80周年 船橋誕生物語』
あたりの紙面やWEBでも人気の企画「今昔物語」と同じように今と昔の風景を比べています。
とても詳しく調べてあってしかも読みやすい!!
…我々も負けていられない!と改めて気を引き締めさせられました。あたり編集部に入ってほしいくらいです。
普段何気なく通り過ぎている街の中にも「何だろう?」と思うことがたくさんあります。
それを調べていくと街の歴史や色々なことがわかってきます。子供たちの作品を見て「興味を持つ」ということの大切さを改めて感じました。
ご紹介した以外にも、興味深い作品が数多くあります。
10月20日(金)まで展示しているのでぜひ見に行ってみてください。
クオリティの高さに驚きますよ!!
ちなみに、今回展示する作品を含む全作品(432点)は、11月11日(土)・12日(日)に船橋市総合教育センターで行われる【第27回教育フェスティバル】でも展示するそうです。こちらも面白そうですね〜。詳細がわかりましたらまた記事にしたいと思います。
平成 29年度第 27 回船橋市児童生徒社会科作品展 船橋市役所特別展
▼日時
10月 17 日(火)~20 日(金) 9:00~17:00
初日は10:00から 最終日は15:00まで
▼場所
船橋市役所 1階美術コーナー
▼内容
市立小・中学校児童生徒による社会科作品 56 点を展示
▼入場料
無料
▼主催
船橋市教育委員会
▼連絡先
船橋市総合教育センター
電話 047-423-4910 (受付時間:平日9:00~17:00)
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