2018-01-02
「今昔物語」二宮神社
写真で見比べてみる“地元”の今と昔の風景を紹介している連載コーナー「今昔物語」。
今回のテーマは、「二宮神社」です。みなさん初詣は行かれましたか?
二宮神社の創立は、弘仁年間(810年〜823年)で、嵯峨天皇の御勅創によるものであると伝えられ、古来から近郷23村の総鎮守として広く人々の信仰を集めてきました。
お社は江戸時代の安永年間(1772年〜1781年)に再建され、本殿は大正14年(1925年)に茅葺き屋根から、銅板葺き屋根になりました。
写真は中央の拝殿が茅葺きであることと、拝殿前に大正8年(1919年)奉納の狛犬がないことから、大正8年以前のものと考えられます。
長椅子に腰掛ける着物姿で日本髪に結った女性2人が時代を感じさせますね。
現在の写真と見比べて見ましょう
屋根は銅板屋根になっていますが、木々など周りの景色は変わっていないですね。
2年前の2015年には6年毎の丑年と未年の数え年で7年に行われる、千葉県指定文化財の「下総三山の七年祭」が開催された。550年以上の歴史を数えるこの祭は、小祭(湯立祭)、禊式、御札大祭、磯出祭、大祭と日を分けて盛大の執り行われます。
近隣各神社の神輿と合わせて9つの神輿が集まる神揃場や二宮神社へ向かう道中は、毎度大勢の見物客で埋め尽くされます。
船橋で初詣といえば「船橋大神宮(意富比神社)」とこの「二宮神社」、「金蔵寺(御滝不動尊)」が人気で毎年多くの人が参拝に訪れています。
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