2018-03-23
「今昔物語」初富十字路
写真で見比べてみる“地元”の今と昔の風景を紹介している連載コーナー「今昔物語」。
今回のテーマは、「初富十字路」です。
新京成線初富駅を降りてすぐ、ショッピングプラザ鎌ケ谷前の交差点が初富十字路で、県道57号線と8号線が交差する交通の要衝です。
ショッピングプラザ鎌ケ谷は、2014年に解体された三橋記念館の跡地にできました。
昭和53年に開館した三橋記念館は、貴族院議員の故三橋彌氏が、昭和9年に鎌ケ谷尋常・高等小学校用地としてこの地を寄贈した事を記念してできました。
また、中央公民館が併設され、そこは集会や教室等の集まりで利用されていました。
現在はショッピングプラザ鎌ケ谷の3階に集約されています。
現在の写真と見比べてみましょう
昔の写真では通園中の幼稚園児たちが横断歩道を渡っています。
当時はまだ信号がなく、付き添いの先生と思われる人が手旗を持って子どもを横断させています。
今と比べると当時の車の交通量は少ないですね。
写真の左手には鎌ケ谷小学校があり、奥の踏切は東武線の線路でまだ地上を走っているのがわかります。
現在東武線は高架化され(1999年11月完成)、鎌ケ谷小学校もショッピングプラザ鎌ケ谷に変わりました。
右手にもビルが建ち、線路の奥にあった林も無くなって近代化された現在は、交通量の多い賑やかな交差点になっています。
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