新鎌ヶ谷駅前、ついつい長居してしまう居心地の良いカフェ「波音」
昨年下り線が高架化された新鎌ヶ谷駅。
現在出入り口は線路を渡った北側にありますが、上り線も高架化されると南側にも今後出来るのでしょうか?
そんな南側の鎌ヶ谷総合病院方面に素敵なカフェがあるのをご存知でしょうか?
店名は「波音(HAON)」と言います。
場所
鎌ヶ谷市役所の横を通り、東武線の線路を越えた交差点を右折し駅方面へまっすぐ行った突き当たりの角にあります。
店内
店内はテーブル席が28席、カウンター席が10席の合計38席。
広々としていてグループでも一人でも使いやすい間取りになっていて、何よりも内装がとてもお洒落で温かみがあってすごく落ち着くんですよね。照明や内装のマテリアルなど洗練されたデザインです。
メニュー
メニューはこんな感じ。食事のメニューが豊富で、ご飯ものセットメニューやカレー、オムライス、各種トーストメニューがあります。
スイーツはあんみつや、おしるこなどの和甘味とケーキ。ドリンクは珈琲、紅茶、ハーブティー、抹茶などが揃っています。
実食
この日はオススメの波セット(生姜焼き)とコーヒーをいただくことにしました。
聞くと食事やデザートのメニューはすべて手作りで作っているそうです。
生姜焼きは自家製のタレで、豚肉はロースとバラの2種類の肉を食味のよいバランスで配合しているとの事!手間暇かけてますね〜。
食前に「カシスぶどう酢」がきました。
鎌ケ谷市内にあるお酢メーカー「私市醸造」のカシスぶどう酢でした。甘酸っぱいお酢が食欲をかきたてます。
そうこうしていると波セット(生姜焼き)が来ました。
生姜焼き、雑穀米、味噌汁、煮物、人参ラペという構成です。
一口食べてみると
自家製のタレがすごく美味い!
ロースとバラの配合比率も絶妙ですね〜。ご飯が進みます。
付け合わせの煮物もすごく美味しかったです。味噌汁もしっかり出汁を取ってあってどれもシンプルながら手間暇かけた料理でした。
デザートのアイスは「黒豆きな粉味」。タカナシ乳業の季節限定製造のアイスですが、とても美味しかったのでお願いして特別に通年製造してもらっているのだそうです。
コーヒーはハンドドリップで
コーヒーはご注文いただいてから豆を挽き、1杯ごとに丁寧にハンドドリップで入れてくれます。豆はキリマンジャロベースのブレンドで、香り豊かで、すっきりと飲みやすいブレンドコーヒーでした。
お店のこと
店主の山田さんにお店のことを聞いてみました。
カフェ「波音」は2010年5月にオープンして8年経ちました。
山田さんは東京出身で結婚して、松戸へ引っ越して来ました。教員として働きながら3人の子供を育て、あと5年で定年という時に、カフェをやろうと決意したのだそうです。
もともとカフェが好きだったこともありますが、きっかけとなったのは、母親を自宅介護していた時に、仕事から家に帰る前に1杯コーヒーを飲んで、気分転換できる落ち着いたカフェが無かったことだそうです。
女性一人でも入りやすくて、ゆっくりコーヒーが飲めて癒されるカフェを作りたい。
そうして教員の仕事を辞めてカフェをオープンさせました。
「気楽に考えていましたが、やってみたら本当に大変でした。でも色々な方の力を借りて、試行錯誤しながらやっと自分の理想とするお店にできたと思います。私と同じように“落ち着ける場所”を探している人に利用してもらえたら嬉しいです。」と語る山田さん。
内装はプロの空間デザイナーにお願いして作ってもらったそうで、やはり“落ち着ける”という部分は一番こだわったと言います。完全なバリアフリーではないですが、店内のレイアウトは車椅子の方も利用しやすいように考慮して作られています。
また働きながら子育てをして来た自身の経験から、スタッフも主婦の方を中心に働きやすい環境作りをしているそうです。
つい長居してしまいそうな落ち着く店内は、山田さんのこだわりの思いが詰まっているのですね。
手作りの食事もコーヒーもとても美味しいので、まだ行ったことがない人は是非一度利用してみてはいかがでしょうか?
ちなみにwifiや電源もあるので、ノマドワーカーにもおすすめです。
Cafe 波音
住所/鎌ケ谷市新鎌ケ谷1-11-30 グランベル1F
TEL/047-401-1803
営業時間/11:00〜19:00(LO.18:30)
定休日/日曜、第3月曜
公式ブログ → http://blog.livedoor.jp/cafe_haon/
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