2017-07-04
【公園探訪】巨大なコンクリート柱が置いてある公園
道野辺から二和向台方面へ向かう道沿い、私市醸造さんの裏手にある「アカシア児童遊園」をご存知でしょうか?
地元の人なら言わずと知れた「アレ」がある公園です。
そのアレとは、巨大なコンクリートの柱です。
どど〜ん!
見てくださいこの迫力、ストーンヘンジを彷彿させるような巨大なオブジェ?が4つ。
こちらは、史跡の「鉄道連隊橋脚」です。
昭和初期に旧日本軍の鉄道大隊が建設した鉄道橋脚の一部なんですね。
戦前現在の津田沼駅のそばに陸軍の第二鉄道連隊が置かれていて、今の津田沼から松戸までの間を鉄道敷設の訓練として実際に線路を作っていました。
敷設訓練のための路線だったのでなるべく距離が長くなるようにくねくねと曲がりくねっていました。
戦後その路線を買い取って整備し、開業したのが新京成電鉄でした。
だから新京成線はくねくねと路線が曲がっているのです。
その新京成線の開業に当たって一部の路線が省かれました。その省かれた路線の一部(橋脚)がこのアカシア児童遊園に残っているという訳です。
アカシア児童遊園は地形も面白くて、窪地に作られています。
しかしなかなかこんな地形に作られている公園というのも珍しいですよね。加えて巨大なコンクリート柱が4つもある、面白ポイントが満載の公園ですね。
公園なのでもちろん遊具もあります。
坂を利用して、子どもたちも思い切り駆け回れそうです。
緑も豊富なので夏の暑い時期には木陰で一休みできてオススメですよ。
アカシア児童遊園
住所:鎌ケ谷市東道野辺6-8-9
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