アンデルセン公園そば、周辺農家が毎日持参する新鮮野菜の直売所「味菜畑」
先日アンデルセン公園の裏手を走っていた時に直売所を見つけました。
この時期の直売所は必ずチェックする癖のある私。何故かは後ほどお話しするとして、この直売所の店名は「味菜畑」、調べてみると結構前からあるみたいです。
場所
県道288号線、県民の森前の交差点を右折し、アンデルセン公園の北ゲートを通過して1個目の信号を右折して少し走ったところにあります。住所でいうと船橋市豊富町というところ。
店内
店内には農家直送の野菜や県内外の加工品が所狭しと並んでいます。
とにかく野菜の種類が豊富で、加工品もたくさんあって目移りしてしまいます。
農事組合法人「船橋農産物供給センター」に所属している主に船橋市や千葉県内の農家さん約60人ほどが作った新鮮な野菜を持ち寄りこちらで販売しています。
ところで、私が何故この時期に必ず直売所をチェックするのか?というと、お目当はこれなんですね↓
秋のこの時期だけのお楽しみ!生落花生の「おおまさり」です。こちら塩水で殻ごと茹でて食べるとそりゃあもう落花生の芳醇な風味と、ねっとりとして濃厚な味が一度食べたらやみつきになってしまうこと請け合いです。
でも当然私と同じようにおおまさりに魅せられた人々(オオマサラー*勝手に命名)は多いので、あってもすぐに売り切れてしまうんですよ。だからちょくちょく直売所をチェックしては、見つけたら即買いしているんです。
お店のこと
味菜畑の責任者飯島さんにお話を伺いました。
味菜畑は2005年8月にオープンして今年で14年目に入りました。
飯島さん自身も農家の2代目として農業をしています。
自然の味を新鮮なうちに食べてもらいたいという想い。とりたての野菜を一刻も早く届ける産地直送の方法を考え実践してきました。
生産者が丹精込めて作った野菜を自分たちで値段を決めて販売する。組合(船橋農産物供給センター)のアンテナショップとして味菜畑は誕生しました。
以来14年、お客様と顔を合わせ意見を聞きながら販売することで、生産者も作って販売する喜びを、消費者も生産者の想いを感じながら食べる喜びをお互いに感じられる直売所になりました。
また東日本大震災をきっかけに、三陸の牡蠣やワカメを販売したり、チャリティーコンサートを企画して同じ生産者として震災で被害を受けた生産者の復興支援にも力を入れています。
「他にも農業体験を実施したり、色々な取り組みを行っています。食料自給率が危機的状況にある今、食に対する意識と、これから先の農業をより良い方向に持っていくために何が出来るのか?この地域から発信していきたい」と語る飯島さん。
当初は遠方からのお客さんも多かったが、今は地域のお客さんが増えたそうです。それは飯島さんの想いが地域の人に受け入れられた証拠なのでしょうね。
直売所としても豊富な種類の野菜が販売されていてとても楽しいので、まだ行ったことがないという人は是非一度訪ねてみてはいかがでしょうか?
味菜畑(直売所)
住所/船橋市豊富町1482−23
TEl/047-456-2750
営業時間/9:30〜17:00
定休日/無休(12/31〜1/4は休み)
↓地図はこちら
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