「原始時代の人も食べていた」のキニナル看板でお馴染み!?石焼き料理みのるに行ってみた
船橋市本町2丁目、船橋駅から歩いてすぐの路地裏にとってもキニナル看板が。
「原始時代の人も食べていた、石の上のお料理」というキャッチコピー
そして原始人の親子のイラスト…
すずめ、わに、うさぎと書かれたアバンギャルドな手書きのボード。
きっ…気になる!
「この〜店、なんの店、気になる店〜♪」と思わず歌ってしまうほど強烈に気になります。
というわけで取材をしてみることにしました。
いざ入店
とにかく店内には所狭しと、全国各地の民芸品やお酒の徳利などで装飾されていて、ここが船橋ということを忘れてしまいそうです。
席はお座敷と個室になっているテーブル席があり、落ち着いて料理をたのしめる空間になっています。
メニュー
メニューはこんな感じ、メインとなるのは石焼き料理で、他にもおつまみや、季節限定の石鍋などもあります。
石焼き料理を頼む
というわけで石焼き料理を食べてみたいと思います。
実食
焼きあがったのでいただいてみます。
お肉がとても柔らかく、ふんわりと焼きあがっています!
そしてこの自家製ポン酢がとても美味い!
魚介もどれも新鮮で美味しいです。これもまた石焼きの効果なのかフワッとしています。
特筆すべきは野菜。これが不思議なことにとっても甘いんですね。野菜本来の甘みが引き立っているような、さらに肉や海鮮の旨味も吸っている感じで美味しいです。
実際野菜のお代わりの注文が多いのだそうです。
お店のことを聞いてみた
店主の内海 実さんにお話を伺いました。
お店はオープンして45年、実さんは生まれが船橋でこちらがご実家でした。
45年前はこの辺はまだ飲食店がなかったそうです。漁師だった実さんは時代の流れで会社員に転職。もともと食に興味があったこともあり、いつか自分の店を持ちたいと考え、働きながら調理の仕事をして修行していきました。
旅行が趣味だった実さんは、長野県の諏訪湖畔にあった石焼き料理のお店に出会い「これだ!」と思いノウハウを伝授してもらい開店することになりました。
駅から離れた路地裏の立地という不利もありましたが、石焼き料理のお店は珍しく、またその味の良さから口コミで人気になっていき現在に至るそうです。
御年78歳の実さんですが、一昨年12月に病気になり昨年1年間お店を休んでいました。
一時はこのまま閉めようかと思いましたが、幸い手術もうまく行きお店に出れるまで回復しました。
休んでいる間も心配してくれた常連さんのために、お客さんの「美味しかった!」の一言をまた聞きたくて、今年からお店をを再開したそうです。
実は鎌ヶ谷船橋あたりでは、2年前に取材の申し込みをしたことがありましたが、その時は入院するということで取材ができませんでした。
今回改めてこうして取材ができて、ご主人の元気な姿を見れて嬉しく思います。
石焼き料理は、他ではなかなか食べることができない本当に不思議な焼き上がりを体験できます。
とても美味しいので、是非皆さんも石焼き料理を食べに行って見てはいかがでしょうか?
石焼き料理 みのる
住所/船橋市本町2-5-23
TEL/047-431-2359
営業時間/17:00〜22:00
定休日/土・日・月・祝日
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