船橋アリーナそば、一軒家レストラン「とんがらし」で創業33年の“変わらぬ味”を食べてきた
今期も好調の“千葉JETSふなばし”本拠地でもある船橋アリーナ。
先日アリーナへ試合を見に行った時に、んっ!と気になるお店を見つけてしまいました。
一見すると一軒家なのですが、さりげなく看板が出ています。その名も「レストランとんがらし」。
目立つ看板が出ているわけではないので、知らないと通り過ぎてしまうかもしれません。
とても素敵な外観、中は一体どうなっているのでしょうか?という訳で取材をさせていただくことにしました。
場所
船橋アリーナへと向かう道、正門のすぐ横にお店があります。
お店は斜面に建っていて、階段を上がったところに入り口があります。
店内へ
店内は白を基調にした爽やかな雰囲気で、窓から陽がよく差し込みます。
テーブルが23席、他にカウンター席が6席ほど。またテラス席もあります。
メニュー
メニューはランチ、ティータイム、ディナーと3つの時間帯で分かれています。
実食
創業から変わらない人気を誇る2つのメニューとサラダをいただくことにしました。
「つぼ焼ききのこのクリームスープ」
4〜5種類のキノコを使い、生クリームと少量のチーズで仕上げたスープを特製のパイ生地で包んで焼き上げた人気のメニューです。
キノコの風味が豊かで、それをなめらかなクリームが包み込んでいてとっても美味しいです。パイ生地が甘くて、これも食べ始めると手が止まらないです。
「手作りハンバーグ(和風ソース)」
手ごねで一つずつ丁寧にまとめてオーブンで焼き上げたハンバーグです。ソースはさらっとした和風ソースと、特製のデミグラスソースお好きな方が選べます。
ふんわりと焼きあがっているのですが、食べて見るとしっかりとした肉感があってとても美味しいです。和風ソースもさらっとしていて、ご飯にとてもよく合います。
サラダ
新鮮な野菜をなんと10種類以上!使用したとても具沢山なサラダです。何種類の野菜が入っているか探しながら食べていくのも面白いですね。
野菜の美味しさはもちろん、自家製のドレッシングはトマトベースでこちらも野菜の味を引き立てています。本当に野菜の種類が豊富でビックリしました。
お店のこと
お店のことをオーナーシェフの大浦実さんと、奥様の義子さんに聞いてみました。
レストランとんがらしは1985年3月にオープンし、今年で33年目になります。
もともと義子さんは高根の方で喫茶店をやっていて、実さんはサラリーマンとして働いていました。
今の場所に家を建てる際に、自宅でレストランをやってみようということになり、お店をOPENさせました。
実さんは義子さんの手伝いを始めるうちに、料理の奥深さを知り本格的に料理の勉強をすることに。
もともと食べることが好きだったこともあり、世界各地の色々な料理を食べて研究していったそうです。
開店当時はまだ船橋アリーナは下水処理施設で、行き交う車はトラックばかり。周囲も野原が広がりこの場所にレストランがあると知ると、皆さん驚いたそうです。
味の良さから口コミで評判が広がり、3年後には店舗スペースとキッチンスペースを広くするために建て替えました。
「お客様に恵まれて、おかげさまでこの場所でも続けてこれました。メニューは基本的に創業当初からほとんど変わっていないので、引っ越して久しぶりに来たお客様が変わらない味を懐かしんでくれることもあります。それはとても嬉しいですね」と語る実さん。
同じ味をブレずに提供し続けていくことは、簡単なように見えて実はとても難しいことなんですよね。
お店は二人で切り盛りしていて、写真から見て取れるようにとても仲の良いご夫婦で、お店の雰囲気がとてもあたたかく感じました。
まだ行ったことがないという人は、是非一度食べに行って見てはいかがでしょうか?とってもオススメです。
レストランとんがらし
住所/船橋市習志野台7-3-30
TEL/047-463-4847
営業時間/ランチタイム11:00〜14:00 ティータイム14:00〜17:00 ディナータイム17:00〜21:00(LO19:00)*18:30以降にいく場合、早めに閉まることもあるのでお電話してからの方が確実です
定休日/月曜
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