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2018-05-10

高根公団駅そば「酒蔵左右衛門」は路地裏の名居酒屋だった

飲んで〜飲んで〜飲まれて〜飲んで〜♪

おっと、しかし酒は飲んでも呑まれてはいけませんぞ。

すっかり陽気になって来た今日この頃、お仕事帰りにちょいと一杯がいい季節になって来ましたね。

そんな今日は、高根木戸駅近くの路地裏で見つけた居酒屋「酒蔵左右衛門」をご紹介します。

「酒蔵左右衛門」外観

 

場所

高根公団駅の南口を出て、エポカとは反対方面に行った2本目の路地裏にあります。

滝不動方面から

高根公団方面から

 

店内へ

左側の暖簾がかかっている入り口から店内へ。入るとカウンター席があり、奥が座敷になっています。

店内はとても落ち着いた和の雰囲気になっています。

店内(入り口側から)

店内(カウンター)

店内(座敷)

 

メニュー

食事のメニューはこんな感じ。そんなに数は多くないですが呑兵衛の好きなポイントをしっかりと抑えてある洗練されたメニューです。

食事メニュー

あとは、その日の仕入れで変わるおすすめメニュー。魚、野菜など季節の旬な食材が味わえます。

本日のおすすめ(日替わり)

飲み物メニューはこんな感じ。基本のものは一通り揃っています。

飲み物メニュー

 

実食

名物の焼き鳥と季節の魚を使った料理をお任せでいただくことにしました。

 

みに刺盛

まずは「みに刺盛」。この日は鯛、カンパチ、マグロの3種でした。鯛を食べて、むむっ!と思わず唸りました。コリッとした食感、新鮮さがすぐにわかります。聞いてみると活絞めされたものでした。マグロ、カンパチも脂が乗っていてとても美味しいです。

 

ホタルイカと青柳のヌタ

続いて「ホタルイカと青柳のヌタ」。自家製の酢味噌はとても繊細で上品。ホタルイカ、青柳も綺麗に処理されていて、付け合わせのネギも甘くて美味しいです。

これは相当レベルが高い!そして日本酒飲みたい!

 

大串焼きとり

大串焼とりは、肉がとても柔らかくてジューシー。そしてネギが美味い!国産の生鳥肉をお店で仕込んでいるそうで、ネギの上下に皮を挟む事で旨味がネギに移るんだそうです。からしもいいですが、わさびで食べてもまた一興。これはビール、焼酎、日本酒、なんでも合いますね。

 

イワシの塩焼き

出された時に、一瞬鮎?と思ったほど大きくて立派なイワシでした。

焼き加減が絶妙で、ふわふわに仕上がっています。イワシ特有の臭みもなく、一口食べて新鮮さがすぐにわかりました。ワタまでしっかり美味かったです。

食べてみて思ったのは、魚の鮮度が素晴らしいという事。またそれを調理するご主人の丁寧な仕事ぶりがわかります。

 

お店のこと

お店のことを店主の西村さんに聞いてみました。

店主の西村さん

「酒蔵左右衛門」は平成5年にオープンして今年で25年目になります。

最初は駅ビルの中にある店舗で営業していましたが、平成24年に今の場所に移転しました。

西村さんは青森県の出身で、北海道で育ち、高校時代にお父さんの仕事の関係で東京に出てきたそうです。学校を卒業してサラリーマンとして働いていましたが、もともと料理が好きだったこともあり飲食業に転職することに。板前として割烹料理屋で修行をし、その後、複数の料理屋を経て独立してお店を出すことになりました。

「魚は新鮮な旬のものを食べていただきたいので、船橋市場に行って自分で仕入れています。焼鳥も国産の生肉をお店で串打ちしています。仕込みが雑になると素材が良くても美味しくなくなってしまうので、メニューはあれこれ増やさずに、なるべく絞って丁寧な仕込みを心がけています」と語る西村さん。

居酒屋で25年続けるのはとても大変なことだと思います。でも今回料理を食べて25年歴史が続いているのも納得できました。

「名居酒屋は路地裏にあり」という言葉があるように(*)、路地裏で続いているお店というのはやっぱり銘店が多いんですよね。(*私が勝手に作った迷言です)

こんなお店が近くにあったら間違いなく私はヘビロテしてしまうでしょう。

中が見えにくいので、入りずらいかもしれませんが、是非一度入ってみてください。自信を持ってオススメします!

 

酒蔵左右衛門

住所/船橋市高根台7-9-15

TEL/047-461-8635

営業時間/17:30~24:00

定休日/日曜、月曜

↓地図はこちら

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