本町通り沿い、初めての人も本場の人もリピーターになる味「ベトナム料理SEN」
アン コム チュア?
冒頭からいきなりすみません。
ベトナム語で「ご飯食べた?」と聞いたわけでして。
何故ベトナム語かって言いますと、それは今日ご紹介するお店がベトナム料理のお店だからです(安易)。
場所
本町1丁目の交差点から西船橋方面へ続く本町通り沿い、稲荷屋の斜め向かいにあるのが「ベトナム料理SEN」です。
店内
階段で2階に上がると、テーブル36席、座敷8席と天井も高く開放的な空間が広がります。
メニュー
▼メニューはこんな感じ。
ランチは850円〜とリーズナブルで生春巻にドリンクバーもついてます。
夜はコースか単品のアラカルトから。飲み物も豊富にあるので飲み会にもいいですね。
実食
普段エスニック系の料理はあまり食べない旨を伝えると「焼き豚のせビーフン」がオススメだから食べてみてと言われたのでそうすることに。
いや何故あまり食べないかと言いますと“パクチー”がダメなんですよ。そうするとどうしても足が遠のいてしまうんです。克服したいのですが、何度トライしてもダメですね(泣)
待つこと数分で「焼き豚のせビーフン」がやってきました。
*パクチーは撮影用で、食べるときに除きました。
一口食べてびっくり
うわっ!すごい食べやすくて美味しい!
まずビーフンの麺が素麺のようでつるつるしていてとても美味しかったです。
タレも甘すぎず辛すぎず絶妙な感じで、焼き豚がスパイシーでとても美味しいです。スパイシーといっても辛くはなく、レモングラスをベースにした香辛料をつけて焼いてあるのだそうです。
他に大根と人参の甘酢漬けの酸味や、ナッツの食感も楽しめて、暑くなるこれからの季節にはぴったりの麺です!
個人的にすごくハマってしまいました。
私のような普段あまりエスニック系を食べない人はびっくりするかもしれませんね。
お店のこと
オーナーのカオ・リンさんにお店のことを聞いてみました。
ベトナム料理SENは2018年3月にオープンして3ヶ月が経ちました。
店名のSENは「蓮」を意味します。
リンさんは2003年に日本の大学に留学に来て卒業し、そのまま日本で就職しました。その後、美容系の会社を自身で立ち上げ起業しました。
昨今のベトナム料理ブームを受けて、兼ねてからやってみたかったという飲食店を念願叶ってオープンさせました。
一番こだわったのは味
日本に留学してから15年近く日本にいて感じていたのは、日本人が経営するベトナム料理店は味が日本人向け、ベトナム人の経営するお店は味が本場の人向けで、中間のお店が少ないということ。
私のように普段ベトナム料理を食べない人や、初めての人が食べても食べやすく、ベトナムの人が食べても納得できるそんなお店を目指しました。
ベトナムでも南北の地域で味付けが違うそうで、日本人の舌に合うのは南部の味付けなのだと言います。
なのでメニューには、南部の料理をさらに日本人向けにしたもの(初級者向け)、南部そのままの味(初中級者向け、南部出身者)、北部の料理はそのままで(上級者向け、北部出身者)というようにそれぞれターゲット別に作っているそうです。
「初めて食べる人に本場の味を食べてもらっても、それが舌に合わなかったらリピートしてもらえないですよね。ですから初めての人でもリピートしてもらえるメニュー、ベトナムの人が食べても納得してもらえるメニューと分けています。少しでも多くの人にベトナム料理を通じてベトナムに興味を持ってもらいたいです。」と語りリンさん。
確かに今回いただいたビーフンは私のような初心者にも食べやすく、また食べたいなと思いました。
そうして少しづつ味に慣れて、本場の味を知っていけば、いつかパクチーを克服できるかも?と淡い期待さえ抱かせてくれました。
もちろん本場の味が好きな人、ベトナム出身の方も満足できる本場の味もあるので幅広く使ってもらえるそんなお店ではないでしょうか。
まだ行ったことがない人、是非一度食べに行ってみてはいかがでしょうか?
普段あまりベトナム料理食べない人にもオススメです。
ベトナム料理SEN
住所/船橋市本町2-26-25 相川ビル1F・2F
TEl/047-401-7363
営業時間/ランチ11:00〜16:00 ディナー17:00〜23:00
定休日/無休
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