二和向台で40年以上!継ぎ足し続けたタレと約40種の芋焼酎が揃う焼鳥屋「伏見屋」
鎌ケ谷のBAR PIECE MAINを取材した時に、店主の仲谷さんから「二和向台の商店街にとても美味しい焼き鳥屋さんがありますよ。」と教えていただいたお店が、今回ご紹介する伏見屋です。
伏見屋さん前から知ってたのですが、なかなかタイミングが合わずに行けなかったので、満を持して今回取材させていただくことにしました。
場所
二和向台駅から徒歩2分、駅前から続く二和向台商店街にあります。

駅方面から

反対方向から

「伏見屋」外観
外から焼き場が見える作りです。お蕎麦屋さんの左隣で、右手にはたこ焼き屋さんが併設しています。
店内
入り口横にお持ち帰り用のカウンターがあります。

お持ち帰りの際はこちらから
ウッド調の落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター4席、テーブル14席という構成です。

店内(入り口側から)

手前のテーブル席

奥のテーブル席

カウンター越しにはずらりと芋焼酎の瓶が並んでいます。かなりマニアックなものも多数!
メニュー
食事のメニューはこんな感じ。焼き鳥は定番から変わり種まで20種以上、焼きトンも5種類あります。他に一品料理や、揚げ物、ご飯ものなどまで居酒屋メニューが揃っています。また馬刺しがあるのは珍しいですね。馬レバ刺しは人気だそう(食べたい!)
ドリンクメニューはこんな感じ。ビール、サワー他基本的なものは揃っていて、中でも焼酎、とりわけ芋焼酎の取り扱いの多さにはびっくりします!その数約40種近くになります。
これは芋焼酎好きにはたまらないでごわすな〜
焼き鳥をいただく
というわけで焼き鳥をおまかせで焼いていただくことに。
国産の鶏肉を使用し、毎日串打ちして仕込みます。地鶏(阿波尾鶏)も扱っています。
伏見屋さんは何と言ってもこのタレが魅力。先代から受け継いで40年以上継ぎ足し継ぎ足しで肉の旨味が溶け込んだ秘伝のタレです。
ではいただきま〜す!
ネギマ、モモは大ぶりの肉でめっちゃジューシー!
レバーはとろ〜りと口の中でとろけます
ぼんじりはナンコツ周りの肉もたっぷりついていてボリューム満点!
ネック(首肉)は脂が乗っていて旨味がすごい!
焼きトンのタン、カシラ、ナンコツもとても新鮮な豚でどれもとても美味しいです。
全体的に言えるのが、肉が大ぶりなのでとても食べ応えがあります。
串を持つとずっしりとした重量感に思わず笑みがこぼれてしまいます。
秘伝のタレは意外にもさらっとしていながら奥深いコクがあってさすがという感じです。
鹿児島県垂水市の八千代伝酒造の八千代伝(黒)。甘い香りとドライな口当たり、上品なコクを感じられる芋焼酎で焼き鳥との相性もとても良かったです。
お店のこと
店長の伏見さんにお話を伺いました。
伏見屋は2007年9月にこの場所でオープンしてから12年目になります。
もともとすぐ近くで、伏見さんのご両親はお持ち帰り専門の焼鳥屋をやられていました。ちなみに屋号は「伏見屋」で今と同じです。
伏見さんは中学高校は工業科を専攻していて昔から機械やバイクをいじるのが好きでした。学校を卒業してから興味のあったバイクに携わる仕事がしたいと都内のバイク屋に就職します。
その後ご両親も高齢になってきたこともあり、二和に戻って焼鳥屋を手伝うようになりました。
自身がお店を引き継ぐことを考えた時に、お持ち帰り専門ではなくお酒も飲める居酒屋にしたいと考えて、2年ほど居酒屋で修行をし戻って来た時に、たまたま空いたこちらのテナントを借りることができて焼き鳥居酒屋「伏見屋」として2007年にオープンすることになりました。
お客さんは地元の方が多く、かつての同級生なども食べに来るという。
「僕が生まれた時に両親が店を始めたので、地元の人はもちろん、同級生とかは小さい頃から食べていた焼き鳥の味がうちの味なんですよね。おふくろの味じゃないけど体に染み付いているというか(笑)だから親父から受け継いだこのタレを、これからも継ぎ足し続けて絶やさないようにしたいですね」と語る伏見さん。
趣味はバイクと写真で、休みの日はよく房総へツーリングに行くそうです。

伏見さんが撮影した愛車の写真。すごい上手でビックリ!
二和向台に根付いた焼き鳥屋さん「伏見屋」は、2代目の伏見太郎さんが先代より引き継いだタレを、この先も継ぎ足し継ぎ足し歴史を紡いで行くのですね。しみじみタレって素敵だなあと思いました。
まだ行ったことがない人は、是非一度焼き鳥を食べに行ってみてはいかがでしょうか?
伏見屋
住所/船橋市二和東6-17-37
TEL/047-447-1355
営業時間/17:00〜24:00
定休日/月曜
備考/喫煙可
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