船橋の路地裏、落ち着いた雰囲気で絶品おでんと和食を楽しむ「御忍 宗司別館」
もうすぐ春ですね〜、とはいえまだまだ夜は肌寒いこの季節。
先日船橋の路地裏を歩いていた時に見つけたこの看板↓
へえ〜こんなところにおでんのお店があったのか。色々なお店を取材してきましたが、まだまだ知らないお店はたくさんありますね。という訳でこちらも早速取材させていただくことにしました。
お店の名前は「御忍 宗司別館」です。
場所
本町通り沿い、「船橋駅南口入口」交差点にある西向き地蔵の裏にあります。
店内
2階建てのお店になっていて、1階はカウンター6席、テーブル8席、2階はお座敷の個室が3室12席という構成。店内は和を基調にした落ち着いた雰囲気になっています。
メニュー*取材時のものです
食事のメニューはこんな感じ↓ おでんダネは19種、他に干物、一品料理、牛肉料理、うなぎがありました。また日替わりメニューは市場から仕入れた鮮魚、季節の食材を使ったメニューがありました。
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ドリンクメニューはこんな感じ↓ ビール、酎ハイ、焼酎、ウィスキー、カクテルなど基本的なものから、さすが日本酒の種類はとても豊富、またワインも揃っています。
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実食
ひつまぶしや、牛まぶしも気になるところでしたがここは初志貫徹で「おでん おまかせ7種盛り」をいただくことに。
美しい盛り付け!・・・んっ?
玉ねぎと人参は丸ごと煮込まれていてすごい迫力です!
琥珀色の澄んだ出汁は静岡県御前崎産の鰹節を使用した風味豊かなお出汁です。
人参、玉ねぎ、じゃがいもは丸ごと入れているのが特徴で、野菜は1回目は下炊きをして、2回目に煮含めをし、最後に全ての具材を合わせて3度炊くという手間暇かかったおでんです。
箸がスッと入るけど柔らかすぎず、ふわふわな口当たり!
大根を一口食べてみてびっくり、すごく柔らかく煮込まれているのですが、煮崩れていなくてふわふわとした食感。口の中で染み込んだ出汁と大根の甘みがじゅわ〜っと広がっていきます。他の野菜も絶妙な煮加減でした。
ここのおでんめっちゃ美味しい。
お店のこと
店長の小原さんにお話を伺いました。
御忍 宗司別館は2013年8月にオープンして6年目になります。
もともと金杉にあった和食店「宗司」のオーナー川﨑宗司さんが、船橋駅におでんのお店を開きたいと考えオープンさせました。
小原さんは学校を卒業してから飲食の道に入り、13年ほど和食一筋で働いてきました。こちらのお店を立ち上げる際にオーナーの川﨑さんから声をかけられ、立ち上げからずっと店長としてお店を任されています。
仕込みから調理まで小原さんが一人でやっていると言うのだからびっくり。
おでんはオーナーのレシピで創業から変わらぬ味。ただ同じ食材でも時期や産地によって微妙に違うので、それに合わせて微妙に調整し味がブレないようにしていると言う。
日替わりメニューは市場から仕入れる旬の魚や食材に合わせて小原さんが考えています。
「接待やお祝いなど、ゆっくりと食事を楽しみたいお客さんが多いですね。記念日や大切な方とのひと時を自分が作る料理で演出できるのは嬉しいです」と語る小原さん。
その丁寧な仕事ぶりは、おでんを一口食べればわかります。
まだ行ったことがない人は、是非一度行ってみてはいかがでしょうか?
御忍 宗司別館
住所/船橋市本町2-23-2
TEL/047-433-8321
営業時間/17:00~24:00(LO.23:30)
定休日/不定休日あり*都合により休ませていただく場合があります
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