本格派のケーキはもちろん、パンも美味しい!白井駅前「パティスリーポワリエ」
最近白井方面に行くことが多かったのですが、白井駅前で気になるお店を発見しました。
橙色の外壁の一軒家、かと思いきや洋菓子工房の看板が。
おっ?こんなところにケーキ屋さんがあったのか。
考えてみれば、今までケーキ屋の記事を書いたことがないということにふと気がついた私。別に避けていたわけでもなく、むしろ甘党なので何故今までやらなかったのか不思議なくらいです。
というわけで初ケーキ屋さんの取材は「パティスリーポワリエ」にさせていただくことにしました
場所
白井駅前をスーパーマーケットトウズ方面へ、徒歩3分ほどのところにあります。

白井駅方面から

反対側から

「パティスリーポワリエ」外観
店内
白を基調にしたシンプルでオシャレな店内、ショーケースには色とりどりのケーキが並んでいます。

店内(入り口側から)

店内(奥から)
また窓側には自家製のパンが陳列されていました。どれも美味しそうです。
実食
ケーキをいくつか撮影し、味見させていただくことに!
↑今の時期限定の桃をたっぷり使ったタルトです。新鮮で熟れている桃を選んで、桃のシロップに漬け込んだ桃を堪能できるタルトです。
食べてみた感想は、とっても爽やかで夏にぴったり!
オレンジの酸味と爽やかな香りが口いっぱいに広がります。オレンジ味のクリームとジュレも全体をまとめる一体感を演出しています。
食べてみた感想は、大人のエクレア!
サランボ、私は初めて食べたのですが、フランスではポピュラーなシュー菓子だそうです。
“キルシュ”はさくらんぼのお酒で、風味が口に広がります。天面が薄〜く飴がけしてあって、それがパリパリっとした食感を演出しています。
個人的にはこれすごい好きです。
パイナップルが入ったサバランです。洋酒を浸したブリオッシュ生地が下にあって、その上に2種のクリームが乗っています。上から下までスプーンを入れて一緒に食べるのがオススメ。リキュールを結構使っている大人のケーキですが、アルコールはそこまで感じないのが不思議です。
例えるなら1杯のカクテルを飲んでいるような、とても美味しいケーキでした。
クロワッサンは外がパリパリで、中はふわっとしていて濃厚なバターの香りが鼻に抜けます。他にもキッシュをいただきましたが、こちらもとても美味しかったです。
ケーキはもちろんですが、パンのクオリティもすごく高いなと思いました。
しかもお値段がとってもリーズナブル!
ケーキもだいたい200円〜300円代の価格帯で、パンも100円代〜と、このクオリティでこの価格はかなり良心的ですね。
お店のこと
店主の吉川さんにお話を伺いました。
パティスリーポワリエは2014年5月にオープンして今年で4年が経ちました。
吉川さんは高校を卒業してから、親戚のケーキ屋で働き始めてお菓子作りの道に入りました。
その後、千葉、横浜、東京のお店で修行をし、30代の後半で奥様の実家があった外房の御宿でお店をオープンしました。
御宿は人口7千人ほどの小さな町ですが、外房を代表する海水浴場もあり夏は多くの人が訪れます。
そこで15年お店を続けました。もう少し大きな町でお店をやろうと物件を探していた時に、白井駅前の今の場所が空いていてお店をオープンしました。
店名の「ポワリエ」は梨の木という意味で、梨の一大産地でもある白井にちなんでつけたそうです。
お店はご夫婦二人で切り盛りしているそうで、パンとケーキをこれだけの種類二人で作るのは相当大変なのではと聞いてみると
「朝から晩まで工房にいます。でも昔(御宿のお店)の方がもっと大変でした。それこそ疲れ切って工房で寝ていたくらいですよ(笑)。その時の経験があるから今も続けていられるのだと思います。何よりケーキやパンを作るのが楽しくて好きだからできるんですけどね。」と語る吉川さん。
ニコニコと阿吽の呼吸で作業する二人の姿はとても素敵でした。
そんなお二人が作り出す本格的なケーキと、クオリティの高いパン。まだ食べたことがない人は是非一度買いに行ってみてはいかがでしょうか?
パティスリー ポワリエ
住所/白井市笹塚3-10-18
TEL/047-402-4466
営業時間/10:00〜21:00
定休日/水曜
備考/駐車場3台
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