船橋市民文化ホール裏にある「まずくない酒場 なななな」が色々気になるので行ってみた

先日船橋市民文化ホールの裏路地を歩いていた時にビビビビっと来たこちらのお店↓

なななな・・・なんじゃこりゃ〜！

しかも「まずくない酒場」というキャッチフレーズつき！

屋号でここまで攻めているお店も珍しいですね。

しかし「なななな」ってどう言う意味なんだろう？色々気になって仕方がないので取材させていただくことに。

 

場所

船橋市民文化センターの裏、国道14号線の１本手前にある路地にあります。以前取材をした、塩谷商店やフィロコフィアがある路地です。

 

店内

店内は居酒屋然とした和の雰囲気でテーブル１８席にカウンター３席と言う構成。さらに２階には大人数での宴会も可能な小上がり３５席があり、結構キャパの広い店内です。

 

メニュー

常時あるグランドメニューは壁にかかっている短冊ですが、基本的には旬の魚介類や食材を使用した日替わりの黒板メニューがメインとなっています。

ドリンクメニューはこんな感じで、ビール、サワー、焼酎、日本酒など基本的なメニューは揃っています。

 

実食

オススメを聞くと、市場から仕入れている魚介類は力を入れているとのことで、この日は兵庫県赤穂市産の生牡蠣がいいよとのことなのでそちらをいただくことに。また手羽元と野菜の煮物もオーダーしました。

おおおお〜プリプリ新鮮で美味しい！

さすが魚介には自信があると言うだけあって牡蠣美味しいです。爽やかな磯の風味と貝の滋味が口の中で広がります。

おおおお〜しっかりダシが効いた優しい味付け

煮物はいわゆる醤油の濃い〜感じではなく、薄めのお出汁で炊かれた上品な味わい。優しい味付けですがダシがしっかりと効いていてとても美味しい煮物でした。

まずくない酒場のキャッチコピーの通り、まずくないと言うかとても美味しいお料理でした。

 

お店のこと

店主の関口さんにお話を伺いました。

まずくない酒場ななななは2018年6月にオープンして９ヶ月になります。

関口さんは地元船橋市出身で、高校を卒業してから居酒屋で働き始めて、そのお店の板前さんにとてもお世話になり、料理を始め飲食店の経営など色々と教わっていくうちに自分でもお店を持ちたいと考えるようになりました。

色々な店舗で経験を積んだのちに２７歳で独立し船橋で１件目の居酒屋、船橋駅北口の「串焼き ざんく」をオープンします。

その2年後に南口の勤労市民センター向かいに「ごうにい」をオープンします。こちらは以前当サイトでも取材させていただきました。

 

店名「なななな」の由来

ここまでであるゲームをやったことがある人ならすぐに店名の由来がわかるでしょう。

かく言う私も学生時代そのゲームにハマった一人。

メンタンピンドライチ、30符4飜＝７７００点

そう“なななな”とは麻雀用語で７７００点の事を言います。

ちなみに“ざんく”は３９００点、“ごうにい”は５２００点のことです。

しかし“ごうにい”と“なななな”の間にある“ろくよん”＝６４００点があるのに何故７７００点なのか聞いてみると

「麻雀知ってるんですね（笑）実はごうにいを出した6年後にカラオケスナックとして“ろくよん”をオープンしましたが、残念ながら２年弱で閉店しました」とのこと。

なるほど、それで今回オープンしたお店は「なななな」と言うわけなんですね。

この流れで行くと次のお店は“ぴんぴんろく”＝11600点でしょうかねと聞くと

「まだそこまでは考えてないです（笑）でもおかげさまでこうして地元の船橋でお店を出せているのは嬉しいです。居酒屋で大事なのはやっぱり居心地の良さだと思うんですよね。それは“ざんく”を始めたときからずっと変わらずに意識しています」と言う関口さん。

やっぱり居酒屋の「居」は居心地だと私も思います。どんなに料理が美味しくとも居心地が悪ければ自然と足は遠のいてしまいますよね。その居心地は人によっても違うと思いますが、接客やサービス、果ては常連さんまで含めて作り出されるお店の雰囲気だったりするものです。

そう言う意味では「まずくない酒場」と言うフレーズも含めて気取らないで普段使いできるお店だなあと感じました。

この店名を気になっていた人も多いのではないでしょうか？

まだ入ったことがないと言う人は是非一度飲みに行ってみてはいかがでしょうか？

 

まずくない酒場 なななな

住所／船橋市本町2-29-15

TEL／047-433-6603

営業時間／18:00〜翌4:00（LO.3:00）

定休日／水曜、日曜

備考／喫煙可

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