船橋にオープンした手作りソーセージ専門店「月丸」実食レポ
“船橋にソーセージ専門店がオープンした”との情報を聞きつけた私はソワソワしていました。
何故かって?
ソーセージが好きだからです(普通かっ!)
別に詳しいとかじゃないんですが、子供の頃からソーセージやハムなどの加工肉が好きでして、大人になってもこの趣向は変わらず、冷蔵庫には常にストックしています。
少し前に「習志野がソーセージ発祥の地?」のことを調べた記事もあるのでよろしければ読んでみてください↓
というわけで、早速取材を申し込んでみました。
場所
船橋市民文化ホールの裏手にあります。
店内
店内はカウンター6席、テーブル8席で、木をふんだんに使ったウッド調の落ち着いた内装になっています。
メニュー(*取材時のものです)
フードメニューはこんな感じ。ソーセージは10種類ありました。1本650円〜で2本、3本頼むと少しお得になります。ソーセージ以外にはマリネやサラダ、ポテトなどもありました。
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ドリンクメニューはこんな感じ。やっぱりソーセージにはビールですよね。ということで生ビール以外にもクラフト瓶ビールが8種類ほどありました(仕入れによって変わります)。他にはレモンピールを漬け込んだオリジナルハイボールと、ワイン、ノンアルカクテルがありました。
実食
というわけでソーセージをいただくことに。どれも美味しそうで迷いましたが、これまたあまり見た事がない「ラムのピリ辛ソーセージ」をチョイスしてみました。
生肉を詰めた状態から焼き上げるため10分ほど時間がかかります。
食べて見た感想としては
とっても肉々しくてジューシィー!&スパイシィー!
ラム肉の野性味溢れる旨味と、コリアンダーシードやクミンのスパイスの香りが絶妙にマッチしていて後味がピリッと効いていて美味しいです。
1本でも満足できるボリュームなのは、肉とスパイス以外につなぎや保存料などが一切入っていないからなんですね。1本で80〜100gの肉を使っているので2本食べればかなり満足できそうです。
この日は車だったので飲めませんでしたが、ハイボールも美味しそうでした。
お店のこと
店主の須藤さんにお話を伺いました。
手作りソーセージ 月丸は2018年8月8日にオープンして2週間ほど経ちました。
須藤さんは学校を卒業しサラリーマンとして働きましたが、元来好きだった飲食業をやってみたいと考え、24歳のときからバーで仕事を始め飲食業の道に入りました。
30歳の時に仕事仲間の一人と一緒に中野でバーを立ち上げて、そこから10年ほどお店を切り盛りしました。
地元の人が気軽に来れるバーで、パスタやピザなどフードも出していましたが「コレが名物!」というものがなく、何かないかと探していた時に恵比寿のソーセージ専門店で食べたソーセージに感銘を受けたのがソーセージとの出会い。
中野のバーは一緒にやっていた仲間に譲り、須藤さんはその恵比寿のお店でソーセージ作りを一から学ぶために働かせてもらうことに。1年ほどお店で働いた後に、ちょうどお店がソーセージの販売をしていくための工房を山梨県の上野原に作ることになり、須藤さんはその工房で3年間さらにソーセージ作りを追求していきました。
ソーセージ作りの魅力を聞いてみると
「ソーセージって子供からご年輩の方まで世代を問わずに親しみのある食べ物ですが、世界各国には色々な種類のソーセージがあって、腸に詰める材料次第で無限に可能性が広がる食べ物なんですよ。ソーセージってこんなに種類があってこんなに美味しいんだ!ということを少しづつ皆さんにお伝えしていければいいなと思っています」と語る須藤さん。
確かにいつも食べているソーセージとは違う、新しい味のソーセージを今回食べることができました。現状でも8種類あってそれぞれに味が違うので全部食べてみたくなりますね。
ソーセージ好きな人はもちろん、そうでない人も是非一度食べに行ってみてはいかがでしょうか?
手作りソーセージ 月丸
住所/船橋市本町2-29-6 興和第一ビル202
TEL/047-468-8989
営業時間/17:00〜24:00(LO.23:30)
定休日/火曜日
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