洋食の礎を築いた名店のDNAを引き継ぐ「煉瓦亭@北国分」でチャーシューメンをいただく
皆さんこんばんちにわ!!
「マッスルラーメンレポ」でいつもお店の前でガッツポーズを取っている男でお馴染み(?)一場治之進です。今回はサラッとお店を紹介する実食レポ形式でお届けします。
読者の皆さんからは「365日常にラーメンしか食べていないマッスルな人」と思われていそうなので(実際そうだが)・・今日は洋食系のお店をご紹介させていただきマッスル。
場所は北総公団線の北国分駅から約500ⅿ程の場所ですね。「煉瓦亭」それに、この馬車のロゴはどこかで見たことがある様なない様な・・・。
そう・・・銀座の洋食の超名店「煉瓦亭」も馬車のロゴだった・・・・。
銀座の「煉瓦亭」と言えば・・明治28年創業で、トンカツ・オムライス・カキフライ・エビフライ・ハヤシライスなどのメニューを考案したと言われているお店・・・まさか、そのお店の流れが北国分にあるなんて・・・それが本当なら大事件ですよ!!!
姉さん、事件です
ドキドキしながら入店すると、定食屋にも洋食屋にも中華料理店にも見える、所謂「昭和の町の料理店」な雰囲気にイチバは興奮します。カウンター5席・テーブル4席×2・座敷4席の計17席です。
「いらっしゃいませ~。お茶とお水、どちらが良い??」と笑顔で言う店主の田中さん夫婦の温かい接客が良い感じですね。
「煉瓦亭」について伺うと、
「煉瓦亭を知っているの??銀座の煉瓦亭のね、暖簾分けの深川の”煉瓦亭”でお父さんが12年間修業して暖簾分けてもらたのよ!!もう50年やってるわ」と、奥さんがにこやかに答えられます。
大事件だった!
深川の「煉瓦亭」と言えば、銀座「煉瓦亭」の暖簾分け1号店ですね。昭和3年創業の老舗です。そこの流れとは!!
メニューを拝見
まさか、本当に銀座「煉瓦亭」の流れのお店だったとは・・。興奮を隠すようにイチバはメニューを見ます。
よく見ると、洋食オンリーの「銀座煉瓦亭」ではなく・・和洋中を出す「深川煉瓦亭」のメニューを踏蹴していますね。
「上カツも食べたいしオムライスも・・カツ丼も裏切れないし・・」イチバは悩みまくります。
でも・・・・・
「チャーシューメンを・・・」
いや、結局ラーメンじゃん!と言いながらそうじゃなかったらちょっと寂しいそれがイチバだ…時を戻そう。
洋食屋のチャーシューメン
「こ・・これで600円??凄い!!」
スープは鶏ガラ中心で、かなり優しい味ですね。尖りが無く、動物系の旨味がギュッと詰まっていて・・・かなり美味しいですね。しっかりと作りこんだスタンダードな味です。
麺は加水率が高めの中ストレートで、プリプリ感がありますね。中華らしさが弱く、どこか上品さが前面に出ているのは洋食ならではのセンスでしょうか。もちろん、スープにも合っています。
具は細めのメンマ・蒲鉾・ホウレン草・・それに、たっぷりの肩ロースチャーシューで、面白いのはメンマの細さですね。コリコリと言うより、コリ・・ぐらいの食感で、スープの上品さに水を差さない程度の存在感ですね。これが太いメンマだったら、メンマの存在が浮いてしまうかもですね。上手く出来ています。
肩ロースチャーシューま枚数も多いですし、独特の香ばしさが良いですね。昭和の旨い中華そばと洋食の上品さが同居した秀作です。!!!もちろん汁完です!!
ちょっとだけお話が聞けた
温かい接客と話好きな田中さん夫婦。50年もの間、地域に親しまれてきたそうですが・・・何で50年も地域に愛されるお店でいられるのかと伺うと・・
「がむしゃらに(50年)頑張って来たからね。いつ閉めるか分からないから値上げは出来ないけど 笑。」
いやいや、まだまだ続けて下さい!!こんな良い店。イチバも応援しています!!それに、さっき隣のテーブルのお客さんが食べていた「上カツ」が美味しそう過ぎて・・・近いうち来ますから。
煉瓦亭
住所/市川市堀之内5-23-20
TEL/047-373-1932
営業時間/11:00~20:00
定休日/不定休
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