toggle
2018-09-20

タイ政府お墨付き!フレッシュハーブでイチから手作りの「グリーンカレー」を「アユタヤ」で

サワディーカー! (タイ語でこんにちは)

猛暑に台風と厳しかった夏も終わりが見えてきました。平成最後(言いたいだけ)の9月、いかがお過ごしですか? おかげさまで鎌船カレー部回目を迎えることができました。ありがとうございます!!!!

今回のお店は、タイ料理を提供する「アユタヤ」です。タイ国商務省が認定するタイ・セレクトのお店ということで、期待高まる~⤴︎⤴︎ 猛烈な台風21号が近づくなか、雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ行ってまいりました!

独自のスパイス使いでオリジナルの味を編み出す店主たちと、その極上の一皿を求めて三千里。今日もめくるめくカレーワールドへいざ!

場所

JR船橋駅南口または京成船橋駅を出て、県道39号線をまーっすぐ行くこと分ほど。市民文化ホールの向かい、左手に見えてくる石井ビル階にそのお店はあります。

船橋駅方面から

千葉街道方面から。1階はラーメン屋さんです

お店につながる細い階段をのぼり店内へ。一段一段、階段を踏みしめるにつれドキドキワクワクが高まります。

扉を開け、「サワディーカー」とスタッフに出迎えられ入った店内は、結構奥行きがあって広く、テーブル席が35席ほど。自然光が入る明るい空間で、ゆるめの雰囲気が本場タイを感じさせます。

店舗内観(入口側から)

広々とした空間です

突然ですが、イナバはタイも大好きでして、過去5回ほど訪れました。タイは、かつて「水に魚あり、田に稲あり」と謳われたほど肥沃な大地に恵まれた国。店名である「アユタヤ」は、首都バンコクから北へ約80㎞に位置する世界遺産のまちです。1351年からアユタヤ王朝の都として栄えたのち、1767年にビルマ(現・ミャンマー)軍の攻撃により滅亡。現在も、当時の寺院や仏像などが残り、古都の壮大な歴史を肌で感じることができる素晴らしいまちなのです!

アユタヤの遺跡のひとつ「ワットマハタート」。仏頭が木の根に包まれている

タイのカレーといえば?

そんなタイを代表する料理のひとつグリーンカレーを本日はいただきます!

ゲーンキョウワーン(鶏と茄子のグリーンカレー)1120円。ランチはサラダ・スープ・デザート付き870円

茄子と鶏肉がゴロゴロ♡具沢山で、ハーブとスパイスの香りが食欲をそそります

ランチでもいただけるグリーンカレー「ゲーンキョウワーン」は、お店でイチバン人気のメニュー。日本語に直訳すると、「ゲーン=汁/キョウ=みどり/ワーン=甘い」とのこと。タイでは、カレーではなく「汁もの」という認識なんですね。

「ふむふむ甘いのね」とまずは一口(ぎこちない食べ方ですみません)

あれ?!?!

SO  HOOOOT!!!!

メニュー名からうっかり油断していましたが、「おいし~い」「し」あたりで辛さがジワジワと口中に広がり、「おいし辛い」な味わい!!! ハーブとスパイスの風味・旨味が辛さにかき消されることなく、じんわり美味しい。コクがあって、塩みと辛み、甘みのバランスが絶妙なんです。個人的には、今まで食べたグリーンカレーの中でもトップレベルの美味しさでした。

青唐辛子バジルコブミカの葉などのフレッシュハーブを細かく刻み、油で炒めて作ったペーストに、ココナッツミルクナンプラーなどを加えて煮込む、全て手作りのゲーンキョウワーン。タイのカレーの特徴の一つは、フレッシュハーブを使うことだそうです。

「これは、僕の母である先代オーナーの母(つまり、滝口さんのおばあちゃん)がよく作っていたとう“家庭の味”が基本になっているんです」(オーナー・滝口さん)

二代目オーナーの滝口さん

先代オーナーである滝口さんのお母様は、タイ・バンコク出身。昔はどの家庭でも、香辛料とフレッシュハーブをつぶして自家製のペーストを作って保存していたそう。現在、都市部ではあまり見られなくなったものの、田舎の方ではまだまだ作られているそうです。

ずっと聞きたかった卓上の調味料のこと

タイでレストランや屋台に行くと、テーブルの上に必ずあるのがこの4つの調味料。なんとなく使ってはいたものの、最適な使い方がイマイチ分かりませんでした。

こちらが「クルワンポン」と呼ばれる卓上調味料。特に砂糖の使い方が分からない

上から時計回りに「お酢」「ナンプラー」「砂糖」「一味唐辛子」。タイでは、これら調味料を使い、酸味(お酢塩み(ナンプラー)、甘み(砂糖)、辛み(一味唐辛子)を自分好みに調整するのが当たり前なのだとか! 主に麺類に使うことが多いそうです。ちなみに、砂糖はお酢とセットで使われることが多いそう。

「グリーンカレーにはナンプラーをちょっとだけ足すのがオススメです」とのことで、1,2滴ほどカレーに足してみると……

あれ、辛さが和らいだ!?!?

ナンプラーを追加し辛さを舌に感じづらくさせることで、辛いのが苦手な方でも食べやすくなると思います。コツは、カレーの器に直接投入するのではなく、ご飯とカレーをお皿に盛ってから追加すること。ちなみに、より辛くしたい方はナンプラーの中に入っている唐辛子も一緒にいただくのがオススメ。ピクルスのようなキュッキュッとした食感もたのしい。ぜひ、お試しを。

タイ政府公認の本場の味を提供しつづけ20余年

「アユタヤ」は、滝口さんの母であるバンコク出身の先代オーナーが「タイの食文化を広めたい」との思いから1996年にオープンしました。シェフはもちろん、ホールもほとんどがタイ人スタッフで、長い間受け継がれてきた本場の家庭の味を提供しています。

ヤムウンセンSサイズ700円/Mサイズ1120円

こちらのヤムウンセンも、定番の家庭料理。ナンプラーレモン汁唐辛子であえる春雨サラダです。エビやキクラゲ、ネギ、赤玉ネギ、セロリなどが入り、パクチーが添えられています。絶妙な甘酸っぱさと辛さはヤミツキになること間違いなし!!辛さが足りない場合は、先ほどの一味唐辛子を足して調節して。

どれも美味〜

タイから輸入した調味料や食材船橋市場の新鮮な魚介など、素材にもこだわる「アユタヤ」。その実力は、タイ政府から「タイ・セレクト」のレストランとして認定されています。これは「本場のタイの味付けを再現した質の高い料理を提供しているか」などいくつもの厳しい条件や基準をクリアしてこそ。いやはや納得の美味しさです。ちなみに、辛さやパクチーなどの香味野菜が苦手な方は、相談してみてくださいね。お料理によって調整できます。

カレーをいただいたら、体がポカポカしてきました。ハーブや香辛料は新陳代謝を活発にして美容や健康にも効果的。美味しくて体にいいなんてカレーは本当に素晴らしいですね。

さぁみんなでナイスカレー!

本場タイ料理レストラン アユタヤ

住所/船橋市本町3-36-34 石井ビル3F

TEL/047-424-3139

営業時間/11:30~14:30、 17:00~23:00

定休日/月曜

↓地図はこちら

 

カレー情報待ってます!

読者の皆様の“おすすめカレー屋情報”を随時お待ちしております!

下記の情報提供フォームからあなたの推しカレー教えてください。

情報提供フォームはこちら

関連記事