鎌ヶ谷の住宅街で、四季折々の自然を眺めてゆったりできるカフェ「森のカフェはやしみず」
暑さもだいぶ和らいで秋めいてきたので、自転車で取材に回るようになった今日この頃。
自転車だと狭い路地にも入っていけるので、新しい発見をすることもしばしば。早速鎌ヶ谷の住宅街で面白そうなカフェを発見しました。
その名も「森のカフェはやしみず」です。
場所
東武線鎌ヶ谷駅から徒歩7分ほど。囃子水公園の横にあります。急な坂道に挟まれてちょうど谷のようになっている所にあり、自転車でスーッと通り過ぎると見逃してしまいそう。↑上の看板が目印です。
店内
店内は入り口側にカウンターが4席、奥に1段下がった所にテーブルが10席というちょっと変わったレイアウト。
壁面はコンクリート打ちっぱなしで、床やテーブルに随所に木材を使い、何よりもカウンター越し一面大きく開かれた窓から見える囃子水公園の緑の風景と、差し込む光がとても温かみのある素敵な雰囲気を作り出しています。
ここが鎌ヶ谷であることを忘れて、森の中にあるカフェに来たような感覚になります。
メニュー
ドリンクメニューはこんな感じ。コーヒーはなんと自家焙煎!でハンドドリップとプレスの2種類。他に紅茶や冷たいドリンクなどもあります。
フードメニューはこちら。パスタはナポリタン、ミートソース、明太子の3種。パンはタンドリーチキンサンド、ミートソースパンの2種類。スイーツは日替わりのケーキ、プリン、アイス、甘酒、水羊羹という感じ。ふわふわのチーズケーキが人気なのだそうです。
全体的にお値段がとてもリーズナブルなのには驚きました。コーヒーとパンorケーキをセットにしても1000円以下というのは嬉しいですよね。
コーヒーとパンをいただく
オススメを聞くとやはり自家焙煎のコーヒーとのことでハンドドリップでキリマンジャロを。パンは2種類(タンドリーチキンサンド、ミートソースパン)を半分づつ食べられるハーフがあったのでそちらを注文しました。
飲み口スッキリで香りがとても豊か!
さすがこちらで焙煎しているだけあって、香りがすごく良いです。深入りですが飲み口はさらっとしていてとても飲みやすい美味しいコーヒーでした。
タンドリーチキンサンドは
スパイシーなチキンとパンのハーモニーがたまりません
自家製のタンドリーチキンはスパイスの効いたカレー味。パンはふわっとしていながらもちもちした歯ごたえでとても美味しいです。
ミートソースパンは
肉の旨味をしっかりと感じられるミートソース
じっくりと2時間半程かけて煮込んだミートソースは国産牛肉100%仕様なので旨味が違います。とても美味しいミートソースと自家製のパンの相性はぴったり!
お店のこと
森さんご夫妻にお店のことを伺いました。
森のカフェはやしみずは2015年4月にオープンして3年半が経ちます。
この場所は森さんのご両親が40年前に越して来て、雅典さんと頼子さんが同居することになり、10年前に家を建て替えた時に、この1階のスペースを自分たちが退職したらカフェでもやってみようと考えて設計したのだそうです。
3年半前にお店をオープンし、当初は頼子さん一人で切り盛りしていましたが、今年雅典さんも定年退職を迎え今は二人でお店を切り盛りしています。
それにしてもこの囃子水公園の景色は素晴らしいです。聞くと春夏秋冬で風景が変わるといいます。色々な種類の鳥の姿も見れるそうです。
「自然豊かなこの囃子水公園の景色は、実はここが一番開けていて良く見える場所なんです。この素晴らしい景色を地元の皆さんをはじめ多くの人に楽しんでもらいたいと思ってカフェを始めました。この景色がなかったらカフェをやろうなんて思わなかったでしょうね」と語る森さん。
確かに囃子水公園は周囲が深く樹木で覆われていて中を見れる場所がないです。公園の上にある囃子清水七面堂からも木々に覆われて下は良く見えませんでした。
店内には月ごとに地元で活動する作家さんや、お客さんとして知り合った方などの展示や販売も行っています。取材時には手織りの作品が展示販売されていました。
プロアマ問わず地元の鎌ヶ谷で活動する人をなるべく応援したいということなので、展示に興味のある方はご相談していてはいかがでしょうか?
鎌ヶ谷駅から徒歩7分の住宅街で、豊かな自然の風景を楽しみながらくつろげる素晴らしいカフェを見つけました。森さんご夫婦の優しいお人柄もこのカフェの魅力の一つです。
まだ行ったことがないという人は是非一度訪ねてみてはいかがでしょうか?とってもオススメですよ。
森のカフェはやしみず
住所/鎌ケ谷市道野辺本町2-17-6
TEl/050-3696-8843
営業時間/11:00〜17:00
定休日/日曜、月曜、火曜
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