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2019-02-14

二和向台駅前にオープンした「チャイニーズキッチン琉月」で黒チャーハン!?実食レポ

昨年12月に記事にした二和向台駅前にオープンした中華料理店「チャイニーズキッチン琉月」。

「気になるのでレポをして!」と読者の方からも依頼があったので、取材させてもらうことにしました。

駅前のビル1Fにあります

 

場所

二和向台駅の改札を出て目の前すぐのところにあります。ビルの1F左側の店舗です。

まさに駅前すぐ!

「チャイニーズキッチン琉月」外観

入口

 

店内

店内は落ち着いたトーンのおしゃれな雰囲気で、テーブルが18席、手前が広く奥に細長いレイアウトになっています。

店内(入口側から)

店内

 

メニュー*取材時のものです

フードメニュー前菜、スープ、海鮮、肉、野菜豆腐、おこげ、麺飯、点心と中華の基本的なメニューは揃っていて、冷菜から炒め物、揚げ物、スープ、麺類など豊富です。コースメニューは予約制、ランチはお得なセットもありました。

ぱっと見少し高価そうなイメージもあったのですが、全体的にお値段がとてもリーズナブルですね。

↓画像クリックで拡大

ドリンクメニューはこんな感じで、ビール紹興酒、サワー杯ビールワイン、焼酎と揃っています。

ドリンクメニュー

夕方の時間帯にはタイムサービスもありますよ!

 

黒いチャーハン?

さて何をいただこうかとメニューを見ていて気になったのが「中国醤油の黒炒飯」

黒いチャーハン・・・気になるじゃないか

と五郎さん風に心の中で呟いて注文したのであります。

調理を見せてもらうことに

厨房ではオーナーシェフの井口さんが、鮮やかな手つきでチャーハンを炒めていました。

プロの鍋振りって、いつ見ても美しいですね。

これが「中国醤油の黒炒飯」だ!

くっ黒いじゃないか!

黒炒飯の見た目は、確かに黒いです。

まあ厳密に言うと焦げ茶色ではありますが、明らかに普通のチャーハンとは色が違います。ソース焼きそばのような黒さです。

いただきま〜す

パラ感絶妙!中国醤油の香り◎

さすがプロの炒め技、パラパラだけどパサパサではない。米一粒一粒に油がコーティングされているような絶妙な炒め加減。そして中国醤油の香ばしい風味がアクセントになってめちゃ美味しい!

チャーハンって油っぽかったり、逆にパサっとしていたり、なかなか絶妙な加減のものに出会うことは少ないですがこちらのチャーハンは絶妙でした。

聞くと上海でよく使われている「中国のたまり醤油」を使っていて、現地では主に煮物に使われ、炒め物に使うことはないと言います。しっかりと焼くことで醤油のとがりをとって香りを出すのだそうです。

具材は玉子、チャーシュー、ネギと言うシンプルな構成。逆にごまかしが効かない具材ともいえます。

あまり他では見たことがないチャーハンだったので思わず頼んでしまいましたが、予想をはるかに超える美味しさでした。

 

よだれ鶏もオススメ!

黒炒飯に舌鼓を打っていると、オーナーシェフの井口さんがもう1品「よだれ鶏」を出してくれました。

これが「よだれ鶏」だ!

アップで

よだれ鶏とは「思い出すだけでよだれが出る」と言うエピソードからつけられたメニューで、簡単に言うと蒸し鶏の麻辣ソースかけです。

と言っても簡単にはまとめられないのがこのソース。

3種の豆板醤、豆豉、干しエビ、ラー油の搾りかす、年代物の黒酢など様々な調味料と4種類のラー油をブレンドして作られた特製ソースなのです。

いただきま〜す

おお〜!…香りが複雑すぎて表現できない。

ライターとしてどうなんそれ?と言われればぐうの音も出ないんですけど、本当に香りが複雑でうまく言い表せない、とても奥深い風味が口の中で広がります。

見た目はとても辛そうですが、食べてみると辛さは控えめで、辛いんですが甘みも感じられてとにかく美味しい。

冷菜の中でも人気の1品で、今こうして記事を書いている時にもよだれが出てきました。

 

お店のこと

オーナーシェフの井口さんにお話を伺いました。

オーナーシェフの井口英治さん

チャイニーズキッチン琉月は2018年11月28日にオープンして間も無く3ヶ月が経ちます。

井口さんは東京都大田区の出身で、学校を卒業後に旅行代理店で働きますが、何か自分には合わないと感じて辞めます。もともと料理が好きだったこともあり、友人のお父さんがやっている中華料理店を手伝いながら将来を考えているうちに料理の世界にのめり込んでいきました

それ以降は東京、千葉、茨城の中華料理店やホテルなどで20年以上料理人として中華一筋で働いてきました。

以前は八千代に住んでいましたが、子供ができたことをきっかけに船橋へ引っ越してきました。

そろそろ自分の店を持ちたいと考え、新京成線沿線の駅近で物件を探していた時にここ二和向台駅前に出会いオープンすることに。

「都心やターミナル駅で高級路線のお店ではなく、手頃な値段で本格的な中華料理を出すお店にしたかったんです。新京成線沿線ののんびりとした雰囲気が好きだったので、ここでオープンできて本当に良かったです。」と語る井口さん。

ちなみに店名の由来は昔上海で流行っていたお店の名前がルルだったので、それにあやかってつけたそうです。特に深い意味はないんです(笑)とのことでした。

中華食堂という感じではなく、ちょっとお洒落な雰囲気でカジュアルに使えるお店。お値段はリーズナブルですが、クオリティは高いのでとてもコスパ高いと思います。

まだ行ったことがない人は是非一度食べに行ってみてはいかがでしょうか?

 

チャイニーズキッチン琉月

住所/船橋市二和東5-22-1-1F

TEL/047-402-4097

営業時間/11:00〜14:30 17:00〜食材がなくなり次第終了

定休日/日曜

↓地図はこちら

 

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