元パティシエが作る天然素材シロップを使ったふわふわのかき氷「mizoreya（みぞれや）」@京成大久保

最近のブームといえばタピオカドリンクですが、これから暑くなり夏本番になると、もう一つ注目のスイーツが「かき氷」です。

夏の屋台には欠かせないかき氷ですが、近年かき氷専門店なるまさにかき氷一本で勝負しているお店が各地に増えています。

そんなかき氷専門店が今年の3月に京成大久保にオープンしたので、夏を目の前に、満を持して取材に行って来ました。お店の名前は「mizoreya（みぞれや）」です。

 

場所

京成大久保駅からおおくぼ商店街を徒歩４分ほど。コインパーキング（タイムズ）の隣にあります。

 

店内

お店の中に入ると木の匂いがふわ〜っと香ります。木をふんだんに使ったウッディで温かみのある雰囲気で、テーブル１０席という構成です。

 

メニュー

かき氷一本勝負のメニューはレギュラーと季節限定に別れています。

金のみぞれは和三盆糖とハチミツのシロップでお店オリジナル。そのほかに抹茶や宇治金時などもありどれもシロップは手作り。いちごとブルーハワイだけはいわゆる屋台で使われている既成のシロップです（これじゃないと駄目だという人もいるため）。

季節限定メニューは、その時期に採れる旬の果物を使用した手作りのシロップが２〜３種類用意されています。この日はマンゴー、プラム（すもも）、梅の３種類でした。どれも美味しそう・・・

 

実食

さて何をいただくか・・・正直迷います。季節限定は全部食べたいし、金のみぞれも気になるところです。迷いに迷ってプラムみぞれにしました。すもも好きなんですよ。

複数の氷屋から味を吟味して選んだというこだわりの純氷を使用します。氷は透明になるまでゆるめたものを使用します。これによりふわふわで頭がキーンと痛くなりにくいかき氷ができるのです。

シロップは３段階に分けてかけます。これはどこを食べてもシロップの味を堪能してもらえるようにするためだそうです。

全てのかき氷には練乳・ヨーグルト・レモンシロップの３種類からトッピングが選べます。ある程度食べ進めたら味を変えられるのも嬉しいですね。今回はプラムに合いそうなヨーグルトにしました。

氷ふわっふわっ！シロップめちゃ美味しい！

いやもうスプーンを入れた瞬間から違いますねふわふわです。口に入れた瞬間にす〜っと溶けていく氷。生のプラムから作るシロップは甘酸っぱい絶妙な味わいでスプーンが止まりません。

ヨーグルトの味変化がまたイイ！

飲むヨーグルトよりちょっとだけ粘度のある、甘いヨーグルトソースをかけるとプラムと混ざり合い爽やかな味わいに変化！ヨーグルト好きにはたまらん味になります。

見た目すごく量がありそうですが、ふわふわの氷なので意外とペロリといけちゃいます。でも満足感はあってちょうど良い量ですね。

 

お店のこと

店長の渡辺さんにお話を伺いました。

mizoreya（みぞれや）は2019年3月にオープンして３ヶ月が経ちました。

渡辺さんは我孫子市の出身。調理師専門学校の製菓コースを卒業して、地元の洋菓子店に就職しパティシエとして6年働きました。しかし小麦粉アレルギーの症状が年々悪化していきパティシエの道を諦めました。

バイクでツーリングするのが趣味だった渡辺さんは日光に行った時に食べたかき氷に感動し、小麦粉を使わないスイーツなら自分にもできると考え“かき氷専門店”をやろうと決心します。

その後、柏の「三日月氷菓店」で5年半修行し独立してここ大久保にお店を出しました。

シロップはパティシエ時代に培った技術も取り入れ、旬の果物など天然素材を使って作ります。

「実はシロップに向いている果物は冬の方がたくさんあるんですよ（笑）夏の果物は水分量が多いのでなかなか素材だけで香りや味を出すのが難しいんですよね。だから冬場も是非食べに来て欲しいです。もちろん温かいメニューも出す予定です」と語る渡辺さん。

いやいや私は冬でもアイス食べますし、むしろ冬のかき氷も魅力的なので食べに来ます。

パティシエとしてのセンスが光る手作りシロップのかき氷は他では食べれない逸品でした。

これから夏本番、ますます氷が恋しくなる季節。

まだ行ったことがないという人は是非一度食べに行ってみてはいかがでしょうか？

 

mizoreya（みぞれや）

住所／習志野市大久保1-28-6

TEL／047-778-3100

営業時間／11:00〜17:00（LO）

定休日／水曜

備考／Pなし（目の前にコインパーキング有）、禁煙

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