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2019-07-23

駄菓子にレトロゲームまで、大人も子供もワクワクできる駄菓子店「エンターファースト」@大穴

先日船橋市大穴の路地裏で見つけてしまったこのお店↓

駄菓子屋だ!

私が子供の頃には街中に駄菓子屋が何軒もありましたが、今ではほとんどと言ってよいほど見かけなくなってしまいました。

代わりにコンビニが増えて、駄菓子はコンビニで買う時代になりましたが、たまにこうして街中で駄菓子屋を見つけると無性に嬉しくなります。

と言うわけで早速お店を取材させていただきました。お店の名前は「エンターファースト」です

 

場所

住所でいうと大穴北2丁目で、滝不動駅から大穴方面へ続く道を行くと、坂の手前にある河野歯科医院の隣にあります。

坂の手前「河野歯科医院」の左隣

理容室「coiffure110」の右隣

坂の上から

「エンターファースト」外観

そんなに派手な外観ではないので、ぼーっとしていると見逃してしまいそうですが、学校帰りの時間帯は子供達が集まっているので気づくと思います。

 

店内を散策

お店に入るとパッと見コンビニのような感じで陳列棚が並びますが、見渡す限り駄菓子!懐かしのものから最近のお菓子までたくさん並べられています。

店内(入り口側から)

バラ売りのコーナー、ラムネやグミなど

こっちはスナック系

甘いもの、スナック系など定番の駄菓子から、思わずおおっ!懐かしい〜と言うものまで幅広いラインナップが揃っていました。

このチョコ大好きでした

うわ〜大好物のすもも!これまだあるんですね!

このラムネは知らなかったけどきっとレトロなメーカーですね

アイスコーナー

出た〜!あんずボー!これも大好物でした

他にも懐かしの駄菓子は色々あったのですが、全部紹介しているとキリがないので次のコーナーへ行きましょう。

 

ゲームコーナー

入り口脇にはクレーンゲームや懐かしのビデオゲームが!

このUFOキャッチャー懐かしいですね〜

こちらはルーレットみたいなゲーム

おおおお〜!机型のビデオゲーム!残念ながら取材時は故障中で近々修理予定とのこと…悔

駄菓子はコンビニで買う時代ですが、今のコンビニに無いのはこの店頭ゲーム機なんですよね。

これがあると無いでは滞在時間(=魅力)も違うんですよね。個人的には「じゃんけんゲーム」があって欲しかった。

 

イベント用の景品も

お菓子はバラ売りの他に箱売りもしているので、イベントなどの催事の参加賞や景品などの仕入れにも便利です。

お菓子は箱売りもしてますよ

さ・ら・に

エンターファーストでは予算に応じてお菓子の詰合せを作ってくれるので、例えば300円の詰合せを〇〇個、100円の詰合せを〇〇個といった具合にお任せで注文すれば、袋詰めセットを作ってくれるので自分たちで内職作業をする手間も省けます数が少なくても大丈夫とのことなので、ちょっとした集まりや大きなイベントまで便利に使えますね〜。

 

おもちゃ、ゲームも充実

さらに店内には、お菓子以外にもおもちゃやゲームも置いてあります。

おもちゃも色々

くじ引きもあります

トランシーバーのおもちゃ。こういうの子供心をくすぐるんですよね〜

ソフトグラインダー懐!これまだあるんですね〜

パッチンガム!もはやこの板ガム自体を見かけなくなりましたね

やっぱり虫取りは永遠。虫とり網やかごが売っていたのはなんか嬉しい

ミニ四駆、プラモコーナー

ガンプラ!このラインナップはジャブロー攻略戦!

ランチボックス!ミニ四駆も3世代くらいに分かれるそうです。ちなみに私は第一世代

スクイーズもたくさんありました。人気なんですねこれ

消しゴム色々

ナイトガンダム!カッコいい・・・超欲しい!

ミニ四駆のパーツもありました

ゲーム機コーナー。ファミコン互換機やクラシックミニシリーズ

試しプレイもできました

懐かしのファミコンソフトもたくさん!namcoは箱入り!

ハットリくん!そしてポートピア連続殺人事件!犯人は○ス(懐)

レトロゲームの品揃えは結構なもので、正直懐かしすぎて取材を忘れてつい夢中になってカセットを漁ってしまいました。80年世代には、ど・ストライクなタイトルがたくさんあります。

 

駄菓子めしも充実!

何とお菓子以外にも夕飯までの腹ごなしができるスナックメニューもあります!

こちらがスナックメニュー

券売機

定番のたこせん系メニューや、たこ焼き、ポップコーン、揚げ物(コロッケ・ポテト)、カップ麺、スイーツ系まで幅広く揃います。

1コイン(100円)で安くて人気の2つのメニュー「エンたこ」「スイーツやん!」をいただくことに。

たこ焼きも手作り!店長自ら焼いてくれます

たこせんにたこ焼きを2つ挟んで完成

これが「エンたこ」100円

関東ではマイナーですが、関西、特に大阪ではソウルフードとも言われる「タコせん」、たこせんべいにタコ焼きを挟んだ駄菓子めし。小腹を満たすのにちょうど良いボリュームで、素朴で懐かしい味でした。

続いてスイーツやん作成中

これが「スイーツやん!」だ!

これは何かと言うと、我らがヤングドーナツにホイップクリームとチョコをトッピングしたものです。

ヤングドーナツ単体でももちろん美味しいのですが、ホイップクリームとチョコをで擦るとまさにスイーツになったヤングドーナツ…と言うことで「スイーツやん!」な訳です。

これ何気にめちゃ美味しいです。

 

お店のこと

小腹も満たされたところで店長にお話を伺いました。

店長の柿沼大輔さん

エンターファーストは2015年1月にオープンして5年目になります。

実はこちらの駄菓子屋さんは大穴で運送業を営む(有)ファーストエクスプレスが、運送とは別の事業で、街中から駄菓子屋がなくなっている今の時代にこそ、地域の子供が集まる場所として駄菓子屋をやってみようとお店をオープンしました。

店長の柿沼さんはもともとは運送事業のドライバーとして働いていましたが、過去に小売をやっていた経験を買われ店長としてお店を切り盛りすることに。

学校が終わる時間になると子供達がお店に集まってきた

自分が昔食べていた駄菓子が今もまだ販売されていることに最初は驚いたと言います。そうして今も残っている駄菓子や、おもちゃ、レトロゲームなどかつて自分たちが親しんだ古き良きものを今の子供たちにも楽しんでもらいたい思いで商品を仕入れているそうです。

この場所は長く続くパン屋さんでしたが、オーナーがご高齢になり引退されてお店を閉められました。周辺には小学校が2つ、中学校が1つと子供が多い地域だったこともあり駄菓子屋としてはちょうど良い立地だったそうです。実際オープンから広告は一切打たずに、子供達の口コミだけで広まっていったそうです。

「駄菓子屋が街からなくなってしまったこの時代に、ある意味逆行している訳ですが、実際子供達は楽しそうにお店に来てくれます。そう言う子供達の姿を見ていると、やっぱりこういうお店も必要なんだなと改めて思います。ちなみにお子さんだけじゃなくて、一緒に来る親御さんの目も輝いているのを見ると嬉しくなりますね(笑)」と語る柿沼さん。

確かに私も取材を忘れて夢中になってしまいました。近くに公園もあるので、休日は親子で来るお客さんも多いそうです。

今後は他の地域でも店舗を出して増やしていきたいとのこと。コンビニも良いですが、こういうお店が街に増えてくれると嬉しいですね。

 

エンターファースト

住所/船橋市大穴北2-1-3

TEL/047-404-2415

営業時間/平日14:00〜19:00 土日10:00〜19:00

定休日/金曜

↓地図はこちら

 

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