2018-08-16
「今昔物語」鎌ケ谷 〜佐津間十字路〜
写真で見比べてみる“地元”の今と昔の風景を紹介している連載コーナー「今昔物語」。
今回のテーマは、「鎌ケ谷の佐津間十字路」です。
現在の六実駅の北東にある、佐津間十字路。
昔の写真をみると、昔から車の往来は頻繁にあったように感じとることができます。
道が広々としていて、緑もたくさん残っていますね。
現在の写真と見比べてみましょう
交差点の写真左にある「蔵」は今もそのまま残っていますが、道路を挟んだ反対にあったパン屋はタイヤ屋になっています。
ただ、その奥の縁は残っていてまわりにあまり高い建物もなく、道も広さもそのままのため、当時の面影が少し残っていますね。
ちなみにこの佐津間十字路の近くには「佐津間城跡」があります。
南北朝時代頃(14世紀)まで佐津間村は今の取手市辺りを中心に支配していた相馬氏の領地でした。
しかし、戦国時代後半には大谷口城(松戸市小金)の高城氏の支配下にあり、その配下の豪族の砦として利用されたていたのが佐津間城だと考えられています。
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