創業160年を超える梨園「勘兵衛園」に併設のお洒落なカフェ「CAFE KANBE」@市川大野
今年の暑も夏くなってきましたね〜w
長かった梅雨も明け8月に入り連日の猛暑、蝉の鳴き声もけたたましく鳴り始めた今日この頃。
この時期に食べたくなるのがN・A・S・H・I、そう梨です。
そんな折に、カフェを併設した梨園があるらしいという情報を聞きつけ取材にやってきました。
というわけで今回ご紹介するのは「勘兵衛園」です。
場所
北総線大町駅から国道464号線を松戸方面へ徒歩3分ほど、一個目の信号を左折してすぐのところにあります。アスレチックの「ありのみコース」や「市川市動植物園」へ向かう道です。ちなみに新京成線のくぬぎ山駅からだと徒歩15分ほどです。
梨園について
勘兵衛園は現在8代目の石井庸一さんが切り盛りしています。
創業は江戸時代(1851年頃)という古い歴史をもつ農家さんです。昔は米や野菜をメインに作っている農家でしたが、江戸時代に市川に梨栽培が伝わり梨の生産が始まり、庸一さんのお父さんの代から梨農家となりました。
栽培におけるこだわりは土作りで、馬糞や有機肥料を使用して微生物を育てながら、安心安全な梨作りをしています。また糖度に関係するという太陽光の調整にも気を使い、光が当たりやすいように枝を間引きながら適切な量が身に当たるように葉の量で調整しているそうです。
100%直売なので木の上でしっかりと追熟させてから収穫し、すぐに販売するので甘くてみずみずしく美味しい梨をいただけます。
併設カフェ(CAFE KANBE)について
続いて併設のカフェについてご紹介していきます。
とにかく空間がめちゃめちゃお洒落です。
畑に隣接しているので、緑が豊かでまるで山のリゾートに来ているかのような錯覚さえ覚えます。
梨園ならではのメニュー
カフェのメニューはこんな感じ。
梨園併設だからこそできるメニューがたくさん。
カット梨はもちろん、梨のフレッシュジュース、梨のシャーベット、梨のカクテル、梨のピザなど、新鮮な梨を使ったメニューは梨農家だからこそできる強みですよね。
他にもコーヒー、紅茶、スムージー、カクテル、フードまで梨以外のメニューも結構豊富に揃っているので一つのカフェとしてもしっかり成立しています。
取材した時はまだ梨の収穫前だったのでいただけなかったのですが、ご提供いただいた写真でメニューを少しご紹介します。
どれも美味しそうですね〜。梨園を眺めながらこんな素敵なドリンクやフードを食べれたら幸せですね。
カフェを作ったきっかけ
園主の石井さんに何故カフェを作ったのか聞いてみました。
CAFE KANBEをオープンしたのは2014年の夏。
勘兵衛園の前の道は、ありのみコースや動植物園などに行くファミリーなどがよく通っていました。
ただ周囲には一休みできるような場所がなかったので、だったら梨園の一角をカフェにして営業してみれば需要があるのではないかと始めたそうです。
「妻がアメリカ出身で、アメリカでは街中にフルーツスタンドが当たり前のようにあるので、それを梨園でやってみたらどうだろう?というアイデアがきっかけでした。おかげさまで通りがかりの人も、梨を買いに来る人にも喜んでもらえています」とのこと。
庸一さんも奥様も就農前はモデルの仕事をしていたそうで、そんなお二人のセンスがあってこそこのカフェが生まれたのでしょうね。確かに農家が直接このようなカフェを運営するのは、消費者にとってはとても魅力的ですね。新しい農家のモデルケースを垣間見た気がします。
行ったことがない人は是非一度訪ねてみてはいかがでしょうか?
勘兵衛園
住所/市川市大町230
TEL/047-337-8636
↓地図はこちら
CAFE KANBE
住所/市川市大町230(勘兵衛園内)
営業時間/10:00〜17:00
営業期間/8月1日〜9月末まで(GWから7月末まで土日のみ営業)
定休日/月曜
備考/P8台
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