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2018-03-24

船橋の路地裏にオンリーワンなアミューズメントパーク!?駄菓子屋「りゅう君の店」潜入レポ

船橋駅北口から徒歩5分ほど、住宅街の中にひっそりと佇む駄菓子屋「りゅう君の店」をご存知でしょうか?

すでに色々なメディアに取材されているので、その存在は多くの人に知れ渡っているかと思いますが、実は「鎌ヶ谷船橋あたり」ではまだ一度も取材したことがなかったんです。

時は来た!それだけだ

隣にいた人が一瞬ニヤッと笑ったような気がしたのは置いておいて、60分1本…じゃなくて取材をさせていただくことに。

 

場所

船橋市本町5丁目、通りから1本細い路地を入ったところにあります。

南口方面へと抜けられる道の細い横路地

この路地を奥に行ったところに

「りゅう君の店」はあります

 

外観から色々面白い

路地裏にある「りゅう君の店」は、外観から色々と気になるものがいっぱい置いてあります。1個1個写真でご紹介していきます。

どっ…ドライブスルー!?

まずは店舗左手にあるドライブスルー

なんとお店に入らずともインターホンで名物の駄菓子メシ「ベー玉」がオーダーできるという。でもとてもじゃないけど車が入れるような路地ではないし、奥は行き止まりなのでスルーできない。

しかしよく見ると、85歳以上のお年寄り、車椅子を利用している方、ベビーカーなどお店の中に入るのが大変な人たち専用なんですね。

懐かしいレトロなゲームは現役稼働中

上がくじの自販機、下がラーメン、パスタの自販機

レトロなコインゲームは現役稼働中、クレーンゲームは景品がお店で使える金券になっています。

クレーンゲームは結構取りやすい設定になっていて、金券は大体10円だけど、中には30円や100円の金券も入っていて、上手な子は100円を2〜3倍に増やすという。

手作りの自販機「くじ」と「ラーメン、パスタ」でお金を入れるとそれぞれ商品が出てくる(手動)。

子供って自動販売機が好きなもので、あれ結局ガチャガチャと同じで出てくるまでのワクワク感が楽しいんですよね。100円のカップ麺やパスタもこういうシステムで食べると値段以上の味がしますよね。

こんな木札も。ガマの油売りを英語で?一体どういうことなのでしょう?

 

店内はさらに面白い

店内には、駄菓子や創作メシのメニュー、壁には色々気になるものがたくさん貼ってあります。

店内はこんな感じ

パスタやラーメンなど

細かい気配りが最高です

定番の駄菓子もたくさんあります

ドリンク類、大人用にお酒もちょっとありますよ

アイス類もちゃんとあります

 

恐怖の自動販売機

さてここからは店内の気になる色々をご紹介していきます。まずは恐怖の自動販売機

恐怖の自動販売機

なんともシュールなイラストが描かれたこちら、ガチャガチャを改造してあるような機械だがその名の通り「恐怖の自動販売き」。

よく見て見ると10円玉を入れても何も出てこない、この恐怖に耐えられるかな?と書いてある…

10円を入れてみた

何も起こらない…まあそんなもんか。でもこれってあんまり恐怖ないですよね?と聞くと

「じゃあ100円入れてみたらどうだい?」と店主の声が。

やってやろうじゃないか!

100円を入れてみようとすると

『くっ…どうせ何も出てこないというオチのために。100円あったらパスタ食えるし…』一瞬頭の中をよぎったこの迷い、私は100円を入れることができなかった

「それが恐怖だよ」という店主の松田さん

なるほど…恐怖の意味がわかりました。

と松田さんが登場してちょうど良かったのでお店のことを聞いて見ることに。

 

お店のこと

店主の松田誠さん

「りゅう君の店」は今から20年前、当時サラリーマンだった松田さんが趣味で狩猟をやっていて、その用具入れと猟犬のための小屋を今の場所に建てました。小屋を建てる時に近所の子供が手伝ってくれたので、お礼にお菓子を渡していたら、いつの間にか子供達が集まる場所になっていました。

当初は仕事が休みの週末に小屋を解放して子供達にお菓子を売ったりしていました。ただ子供達から平日も開けてくれと要望が強く、結局その後サラリーマンを辞めて、リビングルームだった現在の場所を改装して駄菓子屋としてオープンさせました。

店名の「りゅう君」は当時飼っていた猟犬の名前からとったものです。

若い頃に2年間くらい海外を放浪していた経験のある松田さん、28カ国くらいを渡り歩いたそうだ。

放浪している時の写真

そんな多彩な経験を持つ松田さんのユーモアと、子供達の想像力がクロスオーバーして、次々と商品が開発されて行った。

看板商品の「べー玉」も子供のアイデアから、そのほかのメニューも基本的に子供達の発想から生まれたもので商品名に考案者の子供の名前がついているものも多い。

しょう太くんが考案した「しょう太団子」

「ただ駄菓子を売るだけじゃダメ、夢を売らないと。ここに来て子供達が面白がってくれないと。だからワクワクするような仕掛けを色々考えたり、新しいメニューを子供と一緒に考案したり。そうやって子供と一緒に作って来たからおかげさまで今も続いているんじゃないかな」と語る松田さん。

全国的に見てもこのような駄菓子屋は無いだろうし、実際に駄菓子屋を開く際に勉強に来る人もいるという。

数多くのテレビ番組でも紹介され、全国各地からお客さんがやって来るそうで、つい先日は北海道からわざわざ「ベー玉」を食べに来た人もいたとか。

 

名物の「ベー玉」を実食

というわけで私も「ベー玉」を食べてみることに。

これが創作駄菓子のメニュー。その数なんと20種類以上!

ベー玉を調理する松田さん

「召し上がれ」の構図をカメラ目線でいただきました

これが「ベー玉」だ!

ベー玉は折っちゃダメ、そのままかじってね

はっきり言ってウマイ!です。

言ってみれば、たこせんにベーコンエッグがのっているだけなんですけど、何故だかとってもウマイんです。マヨネーズとケチャップに秘密があるのか?と思って聞いて見ましたが「家にある普通のやつだよ」とのこと。

でも家で食べてもこんなに美味しくないんだろうな。やはりこの場所で食べるから美味しいんですよね。

 

(続)店内の気になるアレコレ

途中になってしまいましたが、恐怖の自動販売機以外にも、店内には気になるものがたくさんあるのでざっとご紹介していきます。

越後屋おぬしも悪よの〜ゲーム。500円以上のお買い上げで挑戦できるらしい

海外の列車強盗エピソードのオチを10円で聞こう。気になる人は10円払ってね(他言NG!)

おじさん(松田さん)のブロマイド。誰が買うんだよ!とツッコミを入れたくなるけど、結構人気なんだとか。

 

おじさんの別の顔

①ガマの油売り口上師

実は松田さんはガマの油売りもやっている。英語も話せるので海外でパフォーマンスすることも!

表にかけてあった木札はこのことだったんですね。本場筑波山のガマ口上を学び、大道芸人として筑波山をはじめとして各地のイベントに出演しているそうです。また、英語が堪能な松田さんはガマの油売りを英語でやる試みも始めて、サンフランシスコで実演したこともあるそうです。今後東京オリンピックに向けて出番も増えそうですね。

 

②ドクターM博士

ドクターMとして色々な商品を開発している?

これが高速咀嚼入歯「カンデル君1号機」1分間に65万回転で硬い食べ物もあっという間に咀嚼するという

実際に装着してもらうと!すごい振動だ!(嘘ですカメラがぶれただけ)

 

カンデル君2号機は超高速歯磨き。飛び出ているヒモみたいのが宇宙エネルギーを吸収するアンテナになっているそうです。こちらも65万回転の高速。

ちなみに一般的な電動歯ブラシが毎分5万回転くらいだからその10倍以上。もはや歯磨きというより研磨に近く歯が削れてしまうのではないか心配になる…

 

最後にとっておきの発明品「ヌレバー軟膏」を見せてくれた

これはガマの油から抽出した特殊な成分と秘密の調合で生まれた軟膏で、鼻の下に塗るだけで頭の回転が上がりみるみる頭が良くなるというもの。

価格は10万円(税込)だそうです。

えー?高くないですか?という私に「塗るだけで頭良くなるんだから、塾に使うお金考えたら安すぎるでしょ」というおじさん。確かに一理ある

タイホ製菓として売り出している。

 

エアーレンズ。空気のレンズだそうで、某メーカーの羽のない扇風機と同じような理論だそうです

 

この他にも色々なエピソードを聞かせてもらいましたが、それはまた別の機会に記事にします。

こんな面白い駄菓子屋、というかお店は他にないですよね。

私が子供の頃にこんな店があったら間違いなく毎日通っていたでしょう。

全国的にも駄菓子屋はほとんど無くなってしまった今だからこそ、こういうお店が今後増えていってほしいなと思いました。

まだ行ったことないという人は是非訪れて見てください。

大人も子供も関係なく楽しめるまさにオンリーワンなアミューズメントパークのようなお店です!

 

りゅう君の店

住所/船橋市本町5-11-14

TEL/047-422-6002

営業時間/ 平日15:30〜19:00 土日祝13:00〜19:00

定休日/火曜、第2・第4水曜

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