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2018-07-21

概念の変わる生ハムを食べて概念が変わった!「自然派ワインとアテF」@船橋市本町

取材先のお店から「生ハムがめっちゃ美味しいお店があるよ」との情報を聞いた私。

めっちゃ美味しいってどのくらいですか?と聞くと

「概念が変わるよ(ニヤリ)」と一言。

がっ…概念?

さらに色々突っ込んで聞いてみたい気持ちはありましたが、哲学的な話になっても私の頭では理解できなそう。

これはもう行ってみるしかないな。

というわけでやってきました、そのお店の名前は「自然派ワインとアテの店F」です。

 

場所

本町のスクランブル交差点(本町1丁目交差点)のすぐそばにあります。

交差点側から

大神宮方面から

「自然派ワインとアテF」外観。鮮やかなブルーが目印です

 

店内

店内はテーブル26席、カウンター6席で奥に長く広々とした空間。内装は木をふんだんに使ったウッド調のナチュラルで落ち着いた雰囲気になっています。一人でも、グループでも使いやすいですね。

内観(入り口側から)

内観(カウンター席)

内観(奥から)

 

メニュー

お酒や料理も日ごとに変わるので、紙のメニューは無くて、全て黒板に書かれています。

グラスワインは550円〜ボトルワイン入り口脇のセラーに入って好きなボトルを選べるシステム。3000円〜用意されていて、ワインの種類は500種以上!さらに年代も別れているので総数で1500本以上あるというのだからビックリです!

グラスワインメニュー(取材時のもの)

クラフトビールメニュー(取材時のもの)

他にもプレミアムジンやウィスキーなど色々あります

入り口脇のワインセラー。中に入って好きなボトルが選べるシステムです

ワインセラーのボトルにはワインの味や特徴と値段が書かれているのでわかりやすいし選びやすいです。

よくわからないという方はスタッフに気軽に相談してみましょう。

食事メニュー(取材時のもの)

食事のメニューもとても豊富で、季節の旬な食材を使ったメニューが多くみられます。どれもワインが進みそうなメニューばかりです。

 

概念の変わる生ハムとは?

さて噂に聞いていた生ハムは?とメニューを見ると

なんと!ストレートに「概念の変わる生ハム・サラミ盛り」と書いてあるではあ〜りませんか!

店長に聞いて見ると、

「口で説明するよりも食べてもらったほうがわかると思うので、ちょっと待っててください」

と生ハムをカットしてくれました。

生ハムをカットするマシン

生ハムは店内中央にあるマシンでスライスします。

こちら元々はしゃぶしゃぶ用の肉を切ったりするスライサーですが、生ハム用に特注の刃を作ってもらい、さらに薄く切れる仕様に改良されているのだそうです。

生ハムをカットしていくオーナーの橘さん

果たしてどんな生ハムなのか?楽しみですね〜

 

実食

いよいよ生ハムがやってきました。

どど〜ん!

これは!お皿が透けるほどの薄さ、その厚みなんと0.4mm!

しゃぶしゃぶ肉のようですがもっと薄いです。そして色が鮮やかなピンク色!

生ハムは成城学園前にある有名な生ハム専門店「サルメリア69」から直接仕入れています。

生ハム3種類とサラミ1種類の計4種類が盛り合わせになっています。

クラテッロモモからお尻の上の部分の肉“生ハムの王様”と呼ばれている最高級生ハムです。

コッパ肩ロースで赤身に脂肪がさしていて、さながら大理石のような模様の生ハムです。

グアンチャーレほほ肉で俗にいう豚トロと呼ばれる部位で脂身が多めの生ハムです。

フィノッキオーナはフェンネル(スパイス)を練りこんだサラミでスパイシーな味わいです。

クラテッロ

一口食べて見ると、

概念…変わりました!

肉のうまみや甘みが口の中に残りながらす〜っと口の中で無くなっていくんです。

聞くと肉そのものの旨さはもちろんですが、この薄さがポイントで、他にはない食感を作り出すのだそうです。

いやはやこれはビックリしました。本当に美味しい!そしてワインが飲みたい!(でも車なので飲めない悔!)

ポルケッタ(豚肉の香草焼き)もオススメメニュー。8種類のハーブが食欲をそそります!

お店のこと

オーナーの橘さんにお店のことを聞いてみました。

オーナーの橘 唯さん

「自然派ワインとアテF」は2008年10月にオープンして今年で10年になります。

橘さんは船橋出身で、学生の頃から将来は自分で飲食のお店をやろうと決めて、大学時代に色々なお店を巡っていました。お酒が大好きでもっと知識を深めたいと考え、大学卒業後はBARで働き経験を積んでから、食事もできるダイニングバーとして自分のお店をオープンしました。

営業していくうちに、酒屋さんからの紹介で自然派ワインに出会い、その美味しさにどっぷりとハマっていったそうです。

「もともとワインはあまり飲まなかったのですが、自然派ワインを飲んだ時には衝撃を受けました。それからはあらゆる自然派ワインを飲んで、現地のワイナリーに行って生産者の想いを聞いたりして、取り扱うワインの種類がどんどん増えていきました。ワインに限らず、生産者のバックグラウンドが見えるお酒が好きなんです」と語る橘さん。

当初の店名は「BRASSERIE & BAR F」でしたが、ワインの取り扱いが増えたこともあり2014年に店名を「自然派ワインとアテF」に変えました。

ワインがメインですが、クラフトビールやプレミアムジンも種類豊富でウィスキーも酒好きならおっ!と反応してしまうボトルがさりげなく置いてあったりするところは、橘さんのお酒好きなところがうかがえます。

今回は車だったので泣く泣く諦めましたが、次回は必ずワインを飲みに行こうと誓った私でした。

まだ行ったことがないという人は、是非飲みに行ってみてはいかがでしょうか?

概念の変わる生ハムもオススメです!

 

自然派ワインとアテF

住所/船橋市本町3-1-2

TEL/047-425-2361

営業時間/Lunch 11:30〜14:15(月〜金)

Dinner 18:00〜1:00(月〜木・土) 18:00〜3:00(金) 14:00〜22:00(日)

定休日/不定休

備考/禁煙(22時〜カウンターのみ喫煙可)

↓地図はこちら

 

 

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