2019-01-13

鎌ケ谷駅そばにオープンした“呑める”からあげ専門店「極上からあげこっこ」【実食レポ】

複数の読者の方から情報提供がありました。

＜情報＞

鎌ヶ谷駅西口の「てんぷら稲葉」のとなりに、「こっこ」なるからあげ店がオープンしています。レポートお願いします。

早起きパパさん、からあげFさん、のりさん、匿名の方も含めて情報提供ありがとうございます。

皆さんも気になる＆オススメのお店や、街の疑問などありましたら「情報提供フォーム」よりどしどしお寄せください！

情報提供フォームはこちら

お店の名前は「極上からあげこっこ」です。

というわけで取材しに行ってきました。

場所

鎌ヶ谷駅西口を出て左へ、鎌ヶ谷駅西通りと交わる交差点の角にある駐輪場の横、以前記事にした「BAR PIECE MAIN（バーピースメイン）」「天ぷらいな葉」の隣にあります。

交差点から

鎌ケ谷高校方面から

左から「BAR PIECE MAIN」「天ぷらいな葉」「極上からあげこっこ」という並び

店内

からあげ専門店だからテイクアウトだけかなと思っていたら、店内にはイートインスペースというかしっかり席があって夜はお酒も飲めるのだそうです。

テイクアウトコーナーの横に店舗入り口

入ってすぐ横にテーブル席

奥にはキッチンとカウンター席

奥のカウンター席

店内は木をふんだんに使ったウッディで温かみのある雰囲気。サクッと飲むつもりがついつい長居しちゃいそうな居心地の良さがあります。

メニュー＊取材時のものです

テイクアウトのメニューはこちら。唐揚げは３種類（むねから、ももから、タレから）、お弁当はランチ限定（11:00〜15:00）で４種類（からあげ弁当、タレマヨ弁当、タルタル弁当、おろしポン酢弁当）ありました。

ディナーメニューはこんな感じで、からあげはもちろん、揚げ物、おつまみ、サラダ、ご飯物からデザートまで幅広く揃っています。からあげでサクッと一杯飲むのも良いですが、他のおつまみもあるのでついつい長居しちゃいそうですね。

ドリンクメニューはこんな感じで、ハイボールを推してます。やはりからあげにはハイボール合いますよね。他にもビール、サワー、ワイン、焼酎、日本酒、カクテルまで一通り揃っていてお値段も比較的リーズナブルでした。

こっこのこだわり

ももからもいいし、むねからも食べたいし、タレも気になるなあと迷っていたら「からあげ弁当ならモモ、ムネの２種類とタレが別添えで入るので３種類全てたべれますよ」と店長のお言葉。

それお願いします！

早速揚げていただくと、あるものが私の目に！

こっ！これは！

そう、ドクターフライです！

以前鎌ヶ谷大仏とアンデルセン公園のそばに２店舗を展開するからあげ専門店「ふなから」さんも導入していたあの機械です。

驚異の超音波振動で油を分子レベルで変化させ、食材に油が吸収されにくくなり油分50%カットを実現する機器です。揚げ上がりがさらっとして脂っこくならないのが特徴です。

さ・ら・に！

ドクターフライに加えてこだわるのが油です。

不純物が一切入っていない100%植物油を使います。

通常、油にはわずかに不純物が入っていることが多いのですが、こちらで使う油は高級な混じり気なしの100%植物油使用しているのだそう。

色々な油を試した中で、この油にたどり着いたそうです。

実食

そうこうしているうちにからあげ弁当ができあがりました。

からあげ弁当

ムネとモモが２種類入って、左上に見えるのがタレです。

むねからアップ

ももからアップ

一口食べてみてビックリ！

未知の油との遭遇！

サクッとジューシーに上がっているのはもちろんなのですが、圧倒的にさらっと感じる油！

この口当たり、後味はまさに未知との遭遇。鶏肉もしっかりと味が揉み込まれています。

むね、ももどちらも美味しかったですが、個人的にはむねから推しです。

特製のタレをつけて

つい勢いで完食しそうになってしまいましたが、忘れちゃいけないのがこのタレ。

ニンニク生姜などをブレンドした特製のタレはちょっとスパイシーでコクのある味。からあげを引き立ててくれる名脇役です。

お店のこと

オーナーの近藤さんにお話を伺いました。

オーナーの近藤研太郎さん

極上からあげこっこは2018年11月25日にオープンして間も無く２ヶ月になります。

近藤さんは船橋出身で高校を卒業前に中退し、土木や警備員のバイトをして３年間分の学費を親に返しました。

１９で親元を離れ柏の大工に弟子入りし修行をします。3年働いてから松戸の足場専門の建築会社で７年間働き独立しました。今もご自身で足場専門の建築会社を経営されています。

さて、では何故ここ鎌ケ谷でからあげだったのでしょう？

結婚して家を建てようと鎌ケ谷の不動産屋さんに相談に行ったことがきっかけでした。

打ち合わせが終わってどこかで飲もうと思っても空いているお店が少ないことに気がつきます。不動産屋の担当者だった髙橋優美さんが「鎌ケ谷は飲むお店が少なくて、遅くまでやっているところもあまりないんですよ。なんとかなりませんかね〜」と何気なく行った一言が、近藤さんの心に灯をつけました。

「だったら僕やってみます」気がついたらそう言っていたそうです。

人の役に立ちたい

なんの飲食店をやるか？考えていた時に或る唐揚げ店を経営する方に出会い相談すると、近藤さんの想いに共感しノウハウを教えてくれました。そうしてからあげ店をオープンすることになります。

たまたま別の用事（不動産）で訪れた鎌ケ谷で、何気なく相談されたことをきっかけにお店をオープンしてしまう。その行動力の源にあるものは何なのでしょう？

「１９で家を出て、右も左も分からない時に色々な人に助けてもらったんです。だからそれからは人との縁を大事に人の役に立ちたいと常に考えて仕事をしてきました。お店が無いと相談されたから作る…考えが甘いと言われることもありますが、相談されなければ僕は鎌ケ谷に縁がなかったでしょう。でも相談された。だったらその縁を大事にしたいと思うんですよね」と語ってくれた近藤さん。

原動力になっていたのは人との縁と、人の役に立ちたいという強い想いだったのですね。

今は店長の島田さんを中心に、オーナーの近藤さん、不動産会社の髙橋さんも手伝いに入りながらバイトも入れて５名で運営しています。

スタッフ募集中なので興味のある方はお問い合わせください↓