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2019-06-02

鎌ケ谷駅近く、精工舎通り沿いにオープンしたベーグル専門店「manana bagel」実食レポ

複数の読者の方から情報提供がありました。

<情報>

鎌ヶ谷道野辺にベーグル屋さんができるみたいです。既にホームページも出てきており5月1日にオープンの予定だそうです。

シュシュさん、りんさん、読者さん情報提供ありがとうございます。

皆さんも新店、閉店、気になるお店、オススメのお店、街の疑問などなどありましたら「情報提供フォーム」よりどしどしお寄せください!

 

精工舎通りに新しいお店ができるのは結構久しぶりの事なのではないでしょうか?しかもベーグル専門店とは気になりますねえ。というわけで早速取材しに行ってきました。

お店の名前は「manana bagel(マナナベーグル)」です。

 

場所

鎌ケ谷駅から徒歩6分ほど、精工舎通り沿いにあります。倉橋産婦人科(現在休業中)と馬場和菓子店の間くらい坂の手前にあります。昔、富士食堂という中華料理店があった場所です。

鎌ケ谷駅方面から

中沢方面から

「manana bagel」外観

 

店内

お店の中は白を基調にしたシンプルでお洒落な雰囲気。長い木のカウンターベーグルがたくさん並べられています。店内にベンチもありますし、入口脇テラスにもテーブルと椅子があります。

入口脇のテラス席。のんびりとしたいい感じです

店内はこんな感じ

ずらりと並ぶベーグルたち

種類も豊富です

形も色々あって面白いですね〜

ラスクとかもあります

左手には冷蔵のショーケースがあって、そちらにはベーグルサンドが並べられています。

冷蔵ケース

ハーフのベーグルサンドは見た目も綺麗で食欲をそそられます

この日販売していたベーグルは9種+サンドが6種でした。レシピは50種以上あり、それ以外にも随時新作を開発中とのことなので、飽きることなく通えますね。

 

ドリンクやソフトクリームも

またベーグル以外にも、ドリンクやソフトクリーム、フロートなどが用意されているのでちょっと一休みに使うのもアリですね〜

ドリンクメニュー

フロートもある!

フルーツティー

フルーツティー(グレフル)をいただきましたが、これめっちゃ美味しいです!

普通に紅茶が美味しいんですが、そこにグレープフルーツの甘さが加わってとっても爽やか。これからの暑い夏にはぴったりのドリンクでした。

 

お店のこと

共同オーナーの髙橋玲子さん、謙人さんのお二人に話を伺いました。

(右)髙橋玲子さん(左)髙橋謙人さん

manana bagel(マナナベーグル)は2019年5月1日にオープンしたばかりです。

親子で共同経営という形を取り、玲子さんは製造・販売を、謙人さんは経営・経理を主に担当しています。

玲子さんは鎌ケ谷に来る前は千葉県の鴨川に住んでいました。結婚し3人の子供を育てながら、鴨川で20年以上スーパーで惣菜調理の仕事をしていました。

子供も自立し鴨川から出て行き、夫と2人で現地で暮らす中で今後の人生を考えたときに「いつかは自分のお店を開いてみたい」という夢を実現することにします。

何のお店をやるか考えたときに自分の本棚を見返してみるとパンの本がとても多いことに気がつきます。確かに昔からパンを焼くのが趣味で自宅でよく焼いていました。

そしていつか娘に「お母さんパン屋でも開いてみれば?でもやるならベーグルがいいよ」と言われたことを思い出しベーグル専門店をやろうと決心しました。

それからは各地のベーグルを食べ歩き、天然酵母も以前パンを焼いていた時の経験を元にさらに研究し、試作を重ねトライアンドエラーを繰り返しながら理想とするベーグルを作り上げて行きました。

鴨川時代のお店「bagel83」

こうして2017年3月に鴨川でbagel83という小さなベーグル専門店をオープンさせました。

小さなログハウスを夫と2人で改装しオープンしたお店は、鴨川の中でも田原地区という山の中にあり、決して立地に恵まれていたわけではありませんが、口コミで噂は広がり多くのお客さんが来店してくれたそうです。

しかし台風で屋根が壊れてしまったり、実家の方もだいぶ老朽化していたこともあり息子の謙人さんの提案で移住を決意します。

謙人さんは印刷会社での人事担当を経て独立したばかりの研修講師でもあります。棚には人材育成の本がずらりと並んでいました。

「移住しても母には好きなことをやってほしかったので、そのままベーグル専門店を続けてもらうことにしました。物件をいろいろ探している中で、鎌ケ谷のこちらの物件に出会い、母も私もとても気に入ったのでこちらに決めました」と語る謙人さん。

2階が住居になっていて、今はお二人で住んでいますが、いずれ鴨川での仕事が落ち着いたらお父さんもこちらに移住してくる予定だそうです。

「色々なタイミングが重なり、ご縁があってこんな素晴らしい場所に巡り会えて幸せです。私が作るベーグルは一つ一つ形が違って、大きいのもあれば小さいのもあったり、不恰好なものもあったり。あんまりきちんとしてないんですけど(笑)そんなところも楽しんでもらえたら嬉しいです」と語る玲子さん。

その優しい人柄が作り出す空気もお店の魅力の一つと言えるのではないでしょうか。

ちなみに店名の由来はお孫さんが玲子さんのことを「マナナ」と呼ぶからだそうです。

 

実食

というわけでベーグルを実際持ち帰って食べて見ました。

左からごぼう昆布チーズ、全粒粉、3種のドライフルーツ

全粒粉

3種のドライフルーツ

ごぼう昆布チーズ

まず全体的に共通しているのは食感がモッチモチ〜!

天然酵母と国産の小麦粉を3種ブレンドして作るベーグルは噛めば噛むほどに小麦のうまみを感じます

またトースターでちょっと温めると外がカリッとして一層美味しくなるのでおすすめです!

個人的にはドライフルーツ好きなので「3種のドライフルーツ」が一番好きでした。

でもこれ面白いのが上の写真は取材前に買った時ので輪っかになってるんですけど、取材時にはなんと形が変わっていたんですね↓

これが取材時の形。こちらの方が食べた時の食感がなお良くなるからとの事でした。

他にもごぼう昆布チーズはベーグルなのに穴が空いてなかったり、本当に形が色々自由で面白いです。

同じように綺麗に整っているのもいいですが、こうしてそれぞれ違うのもなんか選ぶのが楽しくていいですよね。

鎌ケ谷にできた新しいベーグル専門店、まだ行ったことがない人は是非一度訪ねて見てはいかがでしょうか?

 

manana bagel

住所/鎌ヶ谷市道野辺中央1-10-12

TEL/047-442-6700

営業時間/9:00〜17:30

定休日/日曜、月曜、火曜

備考/*駐車場なし(近隣のパーキングをご利用ください)

公式ホームページ

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