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2019-08-16

一味違う日本酒の品揃え、月1回の角打イベントも人気の酒屋「ふじはら酒専門店」@滝不動

毎日暑い日が続きますが、こんな日はビールもいいですが日本酒を冷やでキュッと一杯やりたくなります。

今回はそんな日本酒の品揃えが豊富で、一風変わった銘柄なども揃えている酒屋さん「ふじはら酒専門店」をご紹介します。

 

場所

滝不動駅から金杉方面へ徒歩4分ほど。住宅街の中にあるログハウス調の建物が目印です。

滝不動駅方面から

金杉方面から

「ふじはら酒専門店」外観

 

店内

店内にはずらりとお酒が並びます。右手には日本酒と焼酎など、左手にはワインがありいずれも品揃えは豊富です。

店内

日本酒コーナー

焼酎など

一升瓶4段の特注冷蔵庫。日本酒がいっぱい

こちらは普通の冷蔵庫。四合瓶が中心に並びます

ワインコーナーも充実

 

他にはない日本酒のラインナップ

ふじはら酒専門店は特に日本酒に力を入れています。他店では見かけない銘柄が多数ありました。

奥信濃の地酒「北光正宗」。千葉県で唯一の取扱店

茨城県の結城酒造。女性杜氏の作るお酒として人気がある

山形の米鶴酒造の「米鶴」。全国でも取扱いは30店舗くらい

その他のお酒も画像で一気にご紹介。

私はほとんど知りませんでしたが、日本酒が好き人なら見ればおっ!となる銘柄も多いのではないでしょうか。

 

お店のこと

店主の藤原さんにお話を伺いました。

2代目店主の藤原吾一さん

ふじはら酒専門店は1977年7月にオープンして今年で42年になります。

もともと祖父は北区王子に住んでいましたが、商売を始めるために滝不動に土地を買い、吾一さんのお父さんが王子からこちらに移って初代としてお店を立ち上げました。

吾一さんは学校を卒業後、自動車ディーラーのメカニックとして就職し15年ほど勤めました。お店を継ぐ気はありませんでしたが、長男で父も高齢になってきたこともあり、このまま自分が生まれ育った酒屋を無くしたくないと考え、2011年にディーラーを辞めてお店を手伝うことに。

最初は吾一さんが好きだったワインに力を入れて品揃えを増やしていきましたが、1本の日本酒に出会ったことがきっかけで以降日本酒の品揃えが飛躍的に増えました。

そのお酒は群馬の「町田酒造」でした

「実はそれまで日本酒はあまり飲まなかったのですが、日本酒ってこんなに美味しいんだと気づかせてくれたのが町田酒造でした。それから全国に色々な蔵があって皆それぞれ個性的なお酒を作っているのを知って取引先を増やして行きました」と語る吾一さん。

そうして増やしていった蔵元のお酒は、いつしか他店では見かけない珍しいラインナップになり、ふじはら酒専門店の名は日本酒好きの間でも広まって行きました。

また、アイデアを求めて各地の酒屋さんを巡る中で、西千葉の酒屋さんがやっていた角打ちを自分でもやりたいと考え、はじめたのが月に一度の角打ちイベント

月に1回、土日に店舗の前に角打ち台を広げて、3種類のお酒を入れ替わりで1杯500円、3杯1000円という価格で提供している。14:00〜20:30出入り自由、つまみの持ち込み自由というフリーダムなイベントは地元の人のみならず、噂を聞きつけて遠方からもお客さんが訪れる人気のイベントとなった。

「角打ちの他にも、年に1回津田沼で取引先の蔵元を集めた利き酒イベントもやっています。私がそうだったように、多くの人に“日本酒ってこんなに美味しいんだ”という発見を提供できるきっかけになれば嬉しいです」とにこやかな笑顔で語る吾一さんは、まさに日本酒の伝道師のように見えました。

知るほどに奥深い日本酒の世界、まずは一度角打ちイベントに参加してみるのもいいきっかけですね。もちろん日本酒好きの方はマストゴー!ですね(笑)私もそのうち参加させていただきたいと思います。開催日程などは、お店の公式Facebookページなどでご確認ください。

 

ふじはら酒専門店

住所/船橋市南三咲2-9-19

TEL/047-449-2803

営業時間/月〜土10:00〜21:00 日10:00〜20:00

定休日/水曜

備考/Pあり、月に1回角打ちイベント開催

公式Facebookページ

↓地図はこちら

 

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