千葉県内2店舗だけの限定メニュー!!「勝浦風 担々麺」実食レポ@餃子の王将 西白井店
いきなりですが問題です。
ソーハン フーヨーハイ エンザーキー イー イーガー コーテル
なんの呪文 ???
と思ったそこのあなた!
レッツゴートゥー餃子の王将!
正解は「炒飯×1、カニ玉×1、唐揚げ×1、餃子×1」です。
これは「餃子の王将」の店舗内で厨房にオーダーを通すために使われる店内用語で通称「王将用語」とも呼ばれています。
ちなみに私も「餃子の王将」大好きでよく利用します。餃子は白飯にワンバン派、唐揚げについてくる特製香辛料(マジックパウダー)が大好きです。
そんな餃子の王将、実は店舗ごとにオリジナルメニューがあるの知ってますか?
大体はセットメニューの組み合わせが店舗オリジナルになっているケースが多いのですが、今回は千葉県内で2店舗(=全国でも2店舗)しか出していない店舗限定の麺メニューをご紹介したいと思います。
餃子の王将 西白井店へ
というわけでやってきたのは「餃子の王将 西白井店」です。
店内
店内は広々としていて94席。カウンター席もあるので、一人でも使いやすくなっています。
メニュー*取材時のものです
グランドメニューは全店共通です。眺めているだけでも幸せになれますね〜。
思わず餃子とビールを注文したくなりますが、今日は取材なのでこらえて店舗限定メニューを。
セットメニューは店舗によって組み合わせや付け合わせなどが違います。
ここ西白井店で最もオリジナリティが光るのは「西白井スペシャル」ですね。
油淋鶏・餃子1人前・ライス(中)・ジャストサイズ醤油ラーメンという組み合わせ。がっつり食べたい人にはオススメのセットメニューになっています。
こちらが店舗限定のオリジナル麺メニュー。千葉県内でもここ西白井店と八千代店の2店舗でしか出していない限定メニューが右下にある「勝浦風 担々麺」です。
カツタンイー!
西白井スペシャルも気になりましたが、ここはやっぱり「勝浦風 担々麺」をオーダーします。
特別に今回は調理風景も見せてもらうことに。
調理工程は玉ねぎを炒めるところから始まり、挽肉を加えてさらに炒め、特製のタレを絡めて最後にとろみをつけて麺に乗せるというもの。
一見ラー油のようですが、お店でにんにく、唐辛子、醤油、砂糖などの調味料を混ぜ合わせて作る特製のタレでこのメニューでしか使わないのだそうです。
撮影中も王将用語が厨房内を飛び交い次々に料理が作られていきます。
聞くと皆さん基本的にはオーダーコールを記憶して作っていくそうで、私からすると普通のオーダーでも混乱しそうなのに、さらに複数の王将用語でのオーダーをこなすコックさんは本当にすごいなあと感心してしまいました。
「長年やってると、逆にこの用語じゃないと訳わからなくなります(笑)」と語る高木店長…さすがです。
実食
勝浦風 担々麺が出来上がりました。
ベースは醤油ラーメンで、その上に特製の辛いタレで炒めた玉ねぎと挽肉にとろみをつけてとじた餡をかけ、上に茹でたもやしが乗ります。
じわじわとくるタレの辛味、とろみによる麺との一体感が絶妙!
一口目はそんなに辛くないかなと思いきや、食べ進めていくとタレの辛さがじわじわと追いかけてやってきます。
玉ねぎは微妙にシャッキリ感の残る炒め加減で挽肉がコクをプラス。これら具材をとろみをつけてタレでまとめているので麺との絡みが良いです。そこにもやしのシャッキリ感が加わりまさに絶妙な一体感が生まれています。
本場勝浦でもいくつかのお店で「勝浦タンタン麺」を食べたことありますが、個人的には本場のよりこっちの方が好きです。
お店のこと
店長の高木さんにお話を伺いました。
餃子の王将西白井店は2000年4月にオープンして間も無く19年になります。
高木さんは3代目の店長で2017年11月から西白井店を任されました。出身は柏で、大学生の時にアルバイトとして餃子の王将で働き、卒業後はそのまま社員として就職しました。
「アルバイト時代にまかないで食べた料理の美味しさに感動して、今度は自分で作る側になってお客さんに感動を与えたいと思ってそのまま就職しました。」と語る高木さん。
以来16年勤め続け、店長としてはこちらの西白井店は2店舗目だそうです。ちなみに以前は下総中山駅前店の店長でした。
オリジナルメニューは店長采配
餃子の王将の店舗オリジナルメニューは店長采配で決められるそうで、高木さんは引き継いだメニューの中から西白井スペシャルと勝浦風担々麺を残しました。
どちらも人気のメニューであったことから、無くす必要はなかったと言います。
勝浦風 担々麺はもともと千葉県限定のメニューとして県内10店舗で展開していましたが、今は西白井店と八千代店の2店舗にだけ残ったのだそうです。
「餃子の王将はオープンキッチンなのでお客様との距離が近いのも働いていて楽しいところですね。ホールスタッフが忙しい時は自分でサーブしたりもします。そうしてお客様と会話する中でも、勝浦風担々麺はお客様に支持されているので、今後もメニューとして継続していきたいです」と語る高木店長。
是非今後もこの味を継続して残していってほしいなと思いました。
千葉県内、いや全国の餃子の王将の中でも2店舗でしか食べれない限定メニュー「勝浦風 担々麺」。
まだ食べたことがない人は是非一度食べに行ってみてはいかがでしょうか?
餃子の王将 西白井店
住所/白井市けやき台1-1-4
TEl/047-492-5009
営業時間/月曜~土曜11:00~23:30(LO.23:00) 日曜11:00~22:30(LO.22:00)
定休日/無休
備考/P34台、全席禁煙(喫煙所あり)
↓地図はこちら
【周辺地域の人気記事】
■ゆるキャラGP2017で40位に大躍進!白井市非公認キャラ「じねんじゃー」にインタビューしてみた
■西白井にある『安全地帯』ドラムの田中さんが経営する「Y’s cafe (ワイズカフェ)」は珈琲、料理全てのクオリティが高かった
■西白井にある老舗コーヒー豆販売店「珈琲の遠山」は、スペシャルティコーヒー販売の先駆だった