鎌ケ谷駅前に“ニュータイプ”のカラオケ居酒屋がオープン「謳い処ゆき屋」。魚が美味い居酒屋「味幸房」の隣
以前取材した鎌ケ谷駅すぐのバー「BarPIECEMAIN」のキャップ仲谷さんから「鎌ケ谷駅前に面白いカラオケ居酒屋がオープンしましたよ」との情報をいただきました。
鎌ケ谷もそうですが、新鎌ケ谷も駅前にもカラオケボックスがないんですよね。聞くと皆さんカラオケするときは咲が丘のまねきねこやシダックスに行く人が多いと言います。
そんな中で鎌ケ谷駅前にできたカラオケ居酒屋。これはカラオケ好きの人にとっては朗報ですね〜。
というわけで早速取材をさせていただくことにしました。
お店の名前は「謳い処 ゆき屋」です。
場所
鎌ケ谷駅西口を出て左、交差点を渡り「BarPIECEMAIN」、「極上からあげ こっこ」を通り過ぎて左折してすぐのところにあります。
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味幸房という居酒屋の隣にあります。以前はガールズバーがあったそうです。
店内
表から中が見えないタイプのお店なので、中に入るのは結構勇気がいりますよね。
店内は奥に長くカウンターのみ12席で、白を基調にした明るい雰囲気です。
メニュー
お昼の部メニュー(11:30〜16:00)はこんな感じ。
歌い放題、フリードリンク付きで980円。手作りの健康ランチは別途540円(ランチのみの場合は750円)です。
夜の部メニュー(19:00〜23:30)はこんな感じ。お通し代は400円で、カラオケは1曲100円。おつまみ、お酒もリーズナブルな値段で各種揃っています。隣の味幸房からの出前もOK。お刺身や寿司もたべられます!
ところで
店内に入って最初に目につく、というかびっくりしたのがヘッドフォンがずらりと並んでいる光景。一瞬レコードショップの視聴コーナーと重なって見えたのは私だけでしょうか?
ヘッドホンをつけて歌を聴くのでしょうか?システムがわからずに戸惑っているとお店のママゆきえさん登場。
「うちはそのヘッドホンつけてカラオケ歌うスタイルなんですよ。店内には有線放送のBGMが流れていてカラオケの音は全く流れないんです。だから他の人が歌っているのはアカペラの状態で聞こえるだけなんです。面白いでしょ?」
なっ…なんというシステムだ!
都内では個室カラオケなどで採用されているそうですが、こうしたお店で見たのは初めてです。
でもアカペラの声の方が逆に気になるのでは?と聞くと
「じゃあ試しに私歌ってみるのでちょっと体験してみてください」とゆきえママ。
曲はJUJUの「駅」です。はりきってどうぞ〜。
あっ…全然気にならない
一番いい表現としては、家でテレビの歌番組を見て口ずさんでいる家族を横目で見ている感じ。
でもヘッドホンをしてみると・・・
おお〜カラオケボックスだ!
ヘッドホンをすれば完全にカラオケボックスにいるかのような臨場感。また特筆すべきは音の良さ。曲と歌声だけが聞こえてくるので他の雑音がなくとってもクリアな音質です。
聞くと、マイクはプロが録音に使うコンデンサー内蔵の高性能マイクでしっかりと音を拾ってくれるので声を張り上げなくても良いそうです。
それにaudio-technica製のアンプとヘッドホンを組み合わせているので音がとても良いのが自慢だと言います。
またカラオケ機種も第一興商の「LIVE DAM STADIUM STAGE」という最新の機種を導入しているので、臨場感ある音質はもちろん、精密な採点機能、毎月旧譜から新譜まで常に更新される曲数の多さが売りです。
自分が歌うとどう聞こえるのか?
体験せねば…ということで僭越ながら私も1曲歌わせていただくことに。曲はエレファントカシマシで「今宵の月のように」です。
こっ!これは…
めちゃめちゃ爽快だぞ!
アカペラを人に聞かれるのはちょっと恥ずかしいなという抵抗がありましたが、ヘッドホンをつけて歌うとそのクリアな音質と臨場感、自分の声と曲の音だけしか聞こえないので、とても集中して歌えます=めちゃ気持ちよく歌えるんですね。
気づけばアカペラを聞かれる恥ずかしさなどどこへやら・・・入り込んで歌っていました。
これはちょっとびっくりするほど爽快なカラオケ体験でした。
「カラオケボックスって音が大きいので会話ができないじゃないですか。でもこれならお話ししたいときはヘッドホンをはずせばいいし、聴きたいときはつければいい。自分の好きなタイミングで聞いたり歌ったりできるのがメリットですよね。あと声をそんなに張り上げなくてもいいので、喉にも優しいですよ。編集長はだいぶ張り上げてましたけど(笑)」とゆきえママ。
お恥ずかしながら、つい気持ちよくなって腹の底から声が出ていたようです・・・
お店のこと
謳い処ゆき屋は2019年1月29日にオープンしたばかりです。
ママの中野由喜江さんは、実はお隣の居酒屋「味幸房」の女将さんでもあります。
というわけで味幸房のご紹介を。
味工房は2001年5月にオープンして今年で18年になります。
ご主人の中野幸二郎さんは鎌ケ谷出身。学校を卒業して鎌ケ谷、東京、船橋の寿司屋や和食のお店で20年修行をして地元の鎌ケ谷でお店を開くことに。
船橋市場から仕入れた新鮮な魚介類を使ったお寿司やお造り、煮物など美味しい魚が食べられる居酒屋として地元の人に愛されています。
何故カラオケ居酒屋を?
さてそんな味幸房の女将だった由喜江さん。何故隣でカラオケ居酒屋を開くに至ったのでしょうか?
自身もカラオケが趣味だという由喜江さんはよく常連さんとカラオケ大会を開いていたそうです。ただいつも咲が丘の方まで移動しなければならず、味幸房でできないか?と常連さんに言われたことがきっかけになりました。
よく通販で売っている簡易カラオケの機械をお座敷に導入しようかと悩んでいた時に、ご主人の幸二郎さんが「お店でやるとなると、カラオケが嫌いな人は足が遠ざかってしまうだろう。それに簡易的な機械じゃカラオケが好きな人だっていずれ飽きてしまう。鎌ケ谷にはカラオケ店もないし、どうせやるなら本格的な設備でやってみよう」という提案もあり、ちょうど空いていた隣の物件を借りることに。
しかしこの建物の構造上、防音設備の工事には莫大な費用がかかることがわかり諦めかけていた時に、常連のお客さんのツテで第一興商に勤めている人を紹介してもらい相談すると、ヘッドホンを利用したこのシステムを提案されたのだそうです。
「私も最初は半信半疑だったんですけど、体験してみたら何コレすごい!ってびっくりしました。自分の歌がうまく聞こえたんですよ。このお店の規模にぴったりの本格的なシステムだなと思いました。カラオケ好きな人は是非一度このシステムを体感しに来て欲しいです。」と語る由喜江さん。
確かに普通のカラオケボックスではこのシステムを使う必要はないですし、まさにここだからこそピッタリのシステムでもありますね。
味幸房で飲んでからでも、他のお店で飲んだ後でも、1軒目からでも、鎌ケ谷にできたニュータイプのカラオケ居酒屋「謳い処ゆき屋」。とても歌が上手で優しいゆきえママがお出迎えしてくれますよ。
何よりこのヘッドホンシステムのカラオケを一度体感してみてはいかがでしょうか?
読者特典クーポン!
なんと!謳い処ゆき屋さんからのご好意で鎌ヶ谷船橋あたり読者限定のクーポンをいただきました。
ドリンク注文時に↑このクーポン画面を見せると、ドリンク1杯サービスになります!*当たり前ですがボトルは不可です。
期間は2019年3月20日まで使えます。
*携帯忘れた人でも「鎌ケ谷船橋あたり見たよ」でサービス受けられます。
謳い処ゆき屋
住所/鎌ケ谷市道野辺中央2-8-30
TEL/070-7462-1548
営業時間/昼の部11:30〜16:00 夜の部19:00〜23:30
備考/P無し、喫煙可
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季節料理 味幸房
住所/鎌ケ谷市道野辺中央2-8-30
TEL/090-5195-1815
営業時間/昼11:30〜14:00 夜17:00〜23:00
定休日/月曜日
備考/P無し、喫煙可
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