普段使いできるお手頃な価格帯で素敵な“器”が揃う店「三山ウツワヤマワ」

先日TV番組で「茶碗でご飯の味が変わる」というのを見て、またまた〜とも思いつつ、言われてみると茶碗とか器って普段あまり意識していないなあと思った今日この頃。

そうだ器屋に行こう！

たまたま先日取材した船橋市三山の自家焙煎コーヒー豆販売店「HATCH COFFEE ROASTERY（記事はこちら）」の店主荒井さんから「同じ三山央町商店街のケヤキ並木通り沿いに素敵な器屋さんがありますよ」とご紹介いただいたのが今回取材する三山ウツワヤマワです。

 

場所

船橋市三山８丁目、三山央町商店街のケヤキ並木通り沿いにあります。

 

店内

さすが器屋さん。店内は見渡す限り器、うつわ、ウツワ、まさにウツワのデパートと言った感じ。いたるところに食器やカップが並んでいて見ていると何故だかワクワクしてきます。

 

お店のこと

最初にオーナーの渡部さんにお話を伺いました。

三山ウツワヤマワは2001年10月にオープンして今年で18年になります。

祖父が東京都北区王子で器屋（王子ヤマワ）をはじめ、ご両親は北習志野で器屋（北習志野ウツワヤマワ）を開く器屋の一家に生まれました。

幼い頃から器に囲まれて、お店が遊び場だったという義秋さんは、大人になり商売として器屋をやることに全く抵抗はなかったそうです。

北習志野のお店でお兄さんと一緒に働き、やがて独立し三山にお店を開きました。三山を選んだのはこの商店街ののんびりした雰囲気とケヤキ並木の景観の良さからで決めたそうです。

「よく器屋というと作家さんの器だけ扱っているというケースが多いのですが、うちは作家さんの器もメーカーの器も両方揃えています。手作りの器はもちろん素晴らしいですが値が張ります。かと言って型で作る器が駄目かというとそうでは無いんです。お手頃な価格でちょっとデザインの良いものを日々の暮らしに取り入れていただけるような商品を仕入れています」と語る渡部さん。

そういって見せてくれたのがこちらの器たち↓

 

奥の大皿３つは作家さんの器（2700円）、そして手前の平皿がメーカーの器（小さなお皿で1枚324円）。

このようにメインで盛る器は作家さんのものを、取り皿はその雰囲気に合うメーカーのもので揃えれば、普段使いでも気軽に使えるという。

 

お手頃価格で素敵な器がたくさん！

正直値段は高いのかなと思っていたのですが、どれも値札を見てみると「えっ！」ていう値段のものが多くてビックリします。他にもいくつかお皿をご紹介します。

全体的に美濃焼の器が多いとのことですが、海外製のものや、最近人気の波佐見焼などトレンドを取り入れた商品の品揃えはさすが長年器一筋で営業してきた強みですね。

 

デッドストック商品も魅力！

他にもメーカー倉庫に眠っていたデッドストック商品も結構ありました。１９７０年代の商品などはメーカー製造品といえども当時は機械化がされていなかったので職人の手作りによる量産だったため、一つ一つ微妙に形が違ったり味があって人気なのだそうです。

↑これなんか今でも全然通用するモダンなデザインですよね。カップのフチが白いのは「伏せ焼き」という手法で焼かれているからで、通常はカップの底が白くなりますがこれは反対になっているんです。お洒落〜（即買い）！

デッドストック品は、昔ながらのメーカーさんの倉庫で見つかることが多いそうです。いつもあるわけでは無いですがちょくちょく入荷するのでこれを目当てに来店する人も多いのだとか。お値段がリーズナブルなのがまたいいですよね〜。

こんな感じで全体的にとてもリーズナブルな価格帯でお洒落な器が買えるので、お店で見ているだけでも楽しいですよ（きっと買わずにはいられない器に出会うと思います）。

一般の方はもちろん、お店を経営している方も食器探しにいいと思います。

まだ行ったことがない人は是非一度訪ねてみてはいかがでしょうか？

 

三山ウツワヤマワ

住所／船橋市三山8-1-2

TEL／047-493-6114

営業時間／10:00〜19:00

定休日／月曜

備考／Pなし

公式インスタグラム

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