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2018-12-08

北習志野で22年の老舗バー「BAR710」でフレッシュフルーツのカクテルを堪能!

北習志野の「zuccamo(ツッカーモ)」を取材した時に、オーナーの石井さんから「すぐそこにあるBARのフルーツカクテルがとても美味しいですよ」とオススメいただいたのが今日紹介する「BAR710」です。

 

場所

北習志野駅西口を出て、新京成線の線路沿いを高根木戸方面へ歩いて徒歩1分ほど。東葉高速線だとT1出口を出てすぐです。

北習志野駅方面から

高根木戸方面から

「BAR710」外観。この建物の2Fにあります

ちなみにツッカーモは目と鼻の先

 

店内

建物に入って階段で2Fに上がります。

階段の途中にはお酒のパッケージなどが飾られていました

こちらが入り口

奥行きのある店内は、コの字型の大きなカウンターのみ18席。オーセンティックバーらしい落ち着いた雰囲気になっています。

店内(入り口側から)

店内(奥から)

 

メニュー(*取材時のものです)

ドリンクメニューはこんな感じ。ビール、ウィスキー、各種カクテルが豊富に揃っています。BARに行く人ならわかると思いますが、とても良心的な価格だと思います。

し・か・も18時〜20時はカクテル全品半額!だというのだからさらに驚きました。

フードメニューもとても充実していて、各種おつまみからピザ、パスタまで、むしろ1軒目からここでいいんじゃないかというレパートリーの豊富さ!

*別途テーブルチャージ500円、サービス料5%がかかります。

ちなみに乾きものは入り口脇にあるので、ちょこっとつまみながら飲みたいという人には庶民的で嬉しいサービスですね。

入り口脇にある乾きものコーナー

 

フレッシュフルーツのカクテル

マスターの内藤さんにオススメを聞くとやはりフレッシュフルーツを使ったカクテルが人気とのこと。

この日にあるものでオススメの「ぶどうブランデーカクテル」をいただくことにします。

なんとぶどうを一房丸ごと使います!

ジューサーで絞った果汁とブランデーを合わせてシェイクし完成

ぶどうブランデーカクテル

横から

いただきま〜す!

ぶどう果汁とブランデーが見事に調和してる!

一口目からぶどうの果汁感が口いっぱいに広がり、そこに鼻からふわっと優しく抜けるブランデーの風味が絶妙です。

果汁とブランデーだけというシンプルな構成ですが、シロップが入っているのではないかと錯覚するほど甘味がありました。フレッシュフルーツのカクテルはフルーツの鮮度が命とのことで、マスターもこだわって仕入れているのだそうです。

自家製のジンジャーウォッカ

他にも人気のカクテルなのが「モスコミュール」。自家製のジンジャーウォッカ(ウォッカに生姜を漬け込んだもの)で作るこちらは一味違うと評判です。

小さな樽で熟成させるオリジナルのウィスキー

私が気になったのはこちらの。本物のウィスキー樽のミニチュア版で、中には各銘柄のウィスキーが入っています。ウィスキーは通常瓶詰したら熟成が止まりますが、こちらの樽に入れると再び熟成が始まるので、ここでしか飲めないオリジナルの熟成ウィスキーになるという訳です。

これはウィスキー好きにはたまらないですね〜。今度必ず飲みに来ようと誓ったのは言うまでもありません。

 

お店のこと

マスターの内藤さんにお話を伺いました。

マスターの内藤剛さん

BAR710は1992年にオープンして26年になります。最初、前原で4年営業した後に1996年から北習志野に移転してきました。北習志野のこの場所では22年になります。

ちなみに店名はお名前からとって710(内藤)ですが、読み方はナナイチゼロです。

内藤さんは船橋出身で学校を卒業してからレストランのコック、ケーキ職人など飲食関係で様々な経験をしてきました。独立を考え初めた当初は喫茶店をやりたかったそうですが、知り合いと一緒に銀座のBARに行った時「これだ!」と直感し、BARをオープンしようと決めたのだそうです。

それからは各地の有名なBARへ通い、色々なスタイルを見ては、自分に合ったものを取り入れて、独学で自らのスタイルを作り上げて行きました

もともとコックの経験もあるのでフードも充実させ、自身もお酒が強い方ではないので、弱い人の気持ちもよくわかるといいます。フルーツのカクテルなどはそういう目線から生まれたと言えるのではないでしょうか。

お店は若者から年配の方まで様々。どちらかと言うと一人で来るお客さんが多いそうです。

長年続けてきたバーテンダーという仕事の面白さを聞いてみると

「お店全体の“調和”を計算して、それぞれのお客様を接客しています。そうして皆が楽しそうに飲んでいる瞬間が一番楽しいですね。商いは“飽きない”ようにという言葉がありますが、常に色々と考えて変えながらやってきました。こんなものでいいだろうと思ったらそこで終わりですからね。それだけ奥深いのがバーテンダーという職業の面白さじゃないでしょうか」と柔らかな笑顔で語る内藤さん。

積み重ねてきた年数は、ウィスキーの種類の多さはもちろん、オリジナルの熟成樽、カクテルの豊富さなど他にも色々な工夫がなされている所から感じることができます。

本格派でありながらも良心的な価格、そしてマスターの人柄がお客さんの心を掴んで離さないのでしょうね。

まだ行ったことがないという人は是非一度足を運んで見てはいかがでしょうか?

 

BAR710

住所/船橋市西習志野3-27-6 2F

TEL/047-467-1675

営業時間/18:00〜翌2:00

定休日/無休

備考/全席喫煙可

公式ホームページ

↓地図はこちら

 

 

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