薬園台駅前の隠れ家!落ち着いた空間で美味しい和食が食べられる居酒屋「伊兵エ衛門」
読者の方から情報提供がありました。
<情報>
薬園台駅の踏切そばに「伊兵エ衛門」という和食居酒屋があります。外からだと中があまり見えないのですが雰囲気が良さそうで気になっているのでレポお願いします。
TKCさん情報提供ありがとうございます。
皆さんも新店、閉店、気になるお店、オススメのお店、街の疑問などなどありましたら「情報提供フォーム」よりどしどしお寄せください!
薬園台駅周辺はまだ未訪問のお店が多く、情報とても助かります!というわけで早速取材しに行ってきました。お店の名前は「伊兵エ衛門」です。
場所
薬園台駅の東口を出て、踏切前を左折して成田街道方面へ歩いてすぐのところにあります。
店内
店内は照明が控えめの落ち着いた雰囲気で、黒を基調とした和のおしゃれなデザインです。カウンター6席、テーブル10席という構成になっています。
メニュー
フードメニューはこんな感じで、魚と肉を中心にした和食で、黒板の日替わりメニューは旬の素材を使ったもので仕入れによって変わります。
ドリンクメニューはビール、日本酒、ウィスキー、焼酎、ワイン、サワー、カクテルまで一通り揃っています。日本酒は全国各地の地酒を銘柄を変えながら9種くらい揃えているそうです。
実食
オススメは魚と肉とのことで、「本日のお刺身3点盛り」と、「特選イチボステーキ」をいただくことにします。
この日のお魚は本鮪の赤身、鰆、赤エビでした。
肉厚に切られた赤身はしっかり寝かされて、旨味が熟成しておりねっとりと柔らかく赤身の旨味を存分に堪能できます。
鰆は皮目を少し炙ってあり、香ばしい風味と共にさっぱりとした白身の旨味が堪能できます。
サッと湯引きした赤エビは見た目も色鮮やかで美しく、表面だけ火が通り中は半生状態でプリプリの食感とエビの甘みを感じられます。
ネタは船橋市場他から買い付けています。盛り付けの美しさ然り、ちょっと一手間加えてある所にレベルの高さを感じました。
国産和牛のイチボを贅沢に鉄板でステーキに。イチボとは牛のお尻の先の方の部位で、1頭から取れる量に限りがある希少な肉です。
ご主人のお兄さんが和牛専門の卸問屋をやっている関係で、良い肉を仕入れることができるのだそうです。
噛みごたえはあるけど固すぎず適度な弾力で、赤身肉の旨みと適度にサシの入った脂が口の中でいい塩梅で混ざります。自家製のポン酢につけて食べると肉の旨みが引き立ちます。
肉といえばワインが欲しくなりますが、不思議と日本酒にも合うだろうなあと想像が膨らみます。
魚はもちろん、肉にも日本酒合いますねえ〜
店内の落ち着いた雰囲気も相まって、ゆっくりと料理と酒を楽しめます。
お店のこと
店主の下黒沢さんにお話を伺いました。
伊兵エ衛門は2013年7月にオープンして今年で6年になります。
下黒沢さんは学校を卒業後に一度就職しますが、自分には向いていないと考え飲食業の道へ入ります。
洋食屋、ケーキ屋、ラーメン屋をそれぞれ経験しながら、都内にある有名ホテルで働くことになり、以後15年間そこで和食を勉強しました。
ホテルでは政財界の人も相手にしてきましたが、もっと気軽に和食を楽しめるお店を作りたいと、子育てもひと段落した41歳の時に独立を決意し奥様と二人でできるお店を構えようと物件を探しました。
薬園台は奥さんの実家があったので、たまたまふらっと寄った不動産屋でこの物件に出会ったことがきっかけでした。大家さんがとても好意的で、大工さん、大家さん、下黒沢さんの3人で話し合いながらお店を作っていったそうです。
「最初は和食のコースメニューしかなかったのですが、お客さんの意見を聞きながら、今のメニューに変わっていきました。旬の素材を使って季節感を出せる料理をカジュアルに楽しんでいただければ幸いです。」と語る下黒沢さん。
とても落ち着いた隠れ家的な雰囲気ですが、決して高級なわけではなくカジュアルに使える和食のお店。お客さんは夫婦、カップル、ファミリーを中心に女性のお客さんが比較的多いそうです。
まだ行ったことがない人は、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
伊兵エ衛門
住所/船橋市薬円台5-1-7
TEl/047-456-3210
営業時間/17:00〜23:30(LO.23:00)
定休日/水曜、第一火曜
備考/Pなし
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