西白井で28年！地元の人に愛され続けるコスパ抜群の蕎麦屋「栄久庵」実食レポ

読者の方から情報提供がありました。

＜情報＞

西白井の栄久庵というお蕎麦屋さんのソースカツ丼がめちゃくちゃ美味しかったです。お蕎麦も勿論美味しいのですが丼物も最高に美味しいので、是非記事にしてほしいです。

みーさん情報提供ありがとうございます。

皆さんも新店、閉店、気になるお店、オススメのお店、街の疑問などなどありましたら「情報提供フォーム」よりどしどしお寄せください！

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栄久庵は西白井駅すぐ、風間街道沿いにあるお蕎麦屋さんでお昼時はいつも混み合っている人気店ですよね。地元の人は皆さんご存知のお店だと思うのですが、言われてみればまだ取材をしたことがなかったので、今回満を持して取材させていただくことにしました。

 

場所

西白井駅から徒歩７分ほど、風間街道沿い。以前記事にしたY’s cafe（記事はこちら）の向かいにあります。

 

店内

店内は木をふんだんに使った落ち着いた和の雰囲気。右側にテーブル席が４卓１６席、カウンターが５席、左手には小上がりのお座敷が３卓１２席という構成です。

 

豊富なメニュー

メニューはそば、うどん、丼ものからセットメニュー、そしておつまみ、揚げ物、一品料理ととにかく豊富です。お昼はセットメニューが豊富なのでがっつり食べられ、夜はおつまみが豊富なので居酒屋としての使い勝手も良いですね。

 

実食

豊富なセットメニューに悩みますが、一番人気のある天丼セットをいただくことにしました。

手打ちの蕎麦は国産蕎麦粉を使用し、蕎麦粉１０：つなぎ２の割合＝「外二（そとに）」だそうです。十割、二八などは聞いたことがあるのですが「外二」というのは知りませんでした。一九だとややざらついた感じ、二八だとちょっと重たい。外二はちょうどその中間くらいになるのだそうです。

出汁はかつぶし・本枯節・宗田節・鯖節で取り、かえしはこだわりの本膳醤油を使用し風味と味を残すために半分火を入れる「半生かえし」だそうで１ヶ月寝かせてから使用します。

「トンカツが美味しいって情報があったんでしょ？うちは国産の黒豚を使っているんだよ。やっぱりお客さんはわかってくれるんだよね。だから利幅は薄くなっても食材にはこだわるんだ。美味しいものを食べて欲しいからね」と語るオーナーの渋谷さん。

その心意気は確実にお客さんの胃袋を掴んでいるのでしょうね。

待つことしばし、天丼セットが到着しました。

蕎麦粉の風味しっかり！ツユのうまさ際立つ！

外二の蕎麦は風味がしっかりと感じられて、喉越しもよく絶妙です。つけつゆがめちゃ美味しいです。出汁の凝縮された旨味と、半生かえしの風味の良さが際立ちます。

カラッと揚がったサクサクの天ぷらに絡まるタレのうまさ！

サクッと絶妙に揚がった天ぷら、具材のエビも大きくてプリプリでした。特筆すべきはタレのうまさ。蕎麦ツユで使うの出汁やかえしが使用されているので奥深さが段違い！タレだけでご飯食べたくなる美味さです。

 

お店のこと

店主の渋谷栄助さんにお話を伺いました。

栄久庵は1991年12月にオープンして今年で28年になります。

渋谷さんは手に職をつけようと調理師学校を出て、色々な飲食店を経験し、お兄さんが群馬で蕎麦屋をやっていたのでそこで６年間修行をし、そば打ちを覚えてここ西白井でお店を構えました。

看板の「上州手打ち」の由来はお兄さんの群馬のお店で修行したことに由来していたのですね。

開店当時はまだ風間街道は道幅も狭く、お店もほとんどありませんでした。工事に時間がかかり開店まで半年ほどかかったそうですが、地元の人はいつできるのかと期待が高まりオープン当時からとても忙しかったそうです。豊富なメニューは開店当時からだそうで、おつまみなどは時代に合わせて試行錯誤しながら増やしていったと言います。

「パートの人は開店当時から働いている人も多くてね。みなさんほとんど20年以上務めるベテランだよ。今蕎麦を打っている職人さんも学生時代から働いているんだよ」と語る渋谷さん。

話を聞いていて、オーナーの男気溢れる優しい人柄が、働きやすい環境を作っているのだなあと感じました。

素材にこだわった蕎麦や料理の数々は一度食べたらリピート必至。そうして地元の人からの厚い信頼を受けて続いてきたのですね。

知っている人も多いと思いますが、まだ行ったことがないという人は是非一度食べにいってみてはいかがでしょうか？

 

栄久庵

住所／白井市根1947-3

TEL／047-492-4189

営業時間／11:00-15:30(L.O.15:00)　17:00-21:00(L.O.20:30)

定休日／火曜

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