創業160年越え!船橋を代表する北習志野の超老舗肉屋「鳥吉」のメンチが激ウマ!
肉屋のコロッケ、メンチ、ハムカツ。
その昔、学校帰りに肉屋の店頭でよく買い食いしたものです。
そんな肉屋もスーパーの台頭により街角で見かけることがすっかり減ってしまいました。
しかし今日ご紹介するのはな・ん・と!創業160年を超えるという超老舗のお肉屋さん「鳥吉」です。
場所
北習志野駅東口を出てロータリーを右へ。ローソンの角を左に入ってすぐのところにあります。
店内
店内はショーケースに入った精肉の販売売り場となっています。
ブランド肉を扱える信頼と歴史
創業安政三年(1856年)という歴史を持つ「鳥吉」では牛肉は神戸牛、豚は鹿児島産黒豚、鶏は水郷産赤鶏、錦爽どりといったブランド肉の販売をメインに、国産の肉まで幅広く取り扱っています。
ブランド肉は確かに通常の価格帯に比べると高いですが、むしろこの値段でブランド肉食べれるなら結構リーズナブルと言えるのではないでしょうか?
惣菜も大人気
お店の入り口脇(軒先)のショーケースでは揚げ物や串焼きなどの惣菜が販売されています。
取材中もひっきりなしにお惣菜を買っていくお客さんが絶えませんでした。実食は後ほど!
お店のこと
店主の田地野さんにお話を伺いました。
鳥吉は1856年(安政3年)創業で、今年で163年になります。
もともとはご先祖が鷹匠をやっていて、そのうち川鵜なども扱うようになり肉を販売するようになったのが始まりだそうです。4代目までは船橋市本町に店を構えていました。
5代目が昭和42年に習志野台団地ができた時に本町から移転してきました。以後北習志野駅周辺の発展とともに鳥吉は街の肉屋として地元に愛されてきました。
2004年に現在の場所へ移転し、商店街の方にあったお店よりも規模は縮小しましたが、今も年末には行列が駅の方まで続くといいます。
売り場に入って撮影していて気づいたのはとにかく綺麗に掃除されていること。だから肉屋独特の匂いがほとんどしません。
「先代からの教えです。精肉を扱う店として当然のことです。手を抜かないで当たり前のことを積み重ねていくことで、生産者からもお客様からも信頼を得てこうしてお店を続けてこれたのだと思っています。これからも皆さんに愛されるように、この暖簾を守り続けていきたいと思います」と語ってくれた6代目の啓市さん。
一つ一つ手を抜かない丁寧な仕事は肉の扱いや調理だけではなく、お店の掃除にも表れていました。やはりそこが老舗たる所以、鳥吉の歴史はこの先も脈々と続いていくでしょう。
惣菜を実食
というわけで惣菜をいくつかお持ち帰りして実際に食べてみました。
さすが神戸牛!ジューシーで肉の味がしっかりしている!
メンチって肉そのものの味がダイレクトに出るから、やはり神戸牛を使ったこちらのメンチは格別うまいです。肉の味がしっかりしていてとてもジューシー!ソース無しで食べるのがオススメです。
ムネ肉なのにジューシーでプリッと程よい弾力!
地鶏の錦爽どりのムネ肉を使った唐揚げ。ムネ肉というとパサパサしたイメージがありますが、こちらはプリッとした程よい弾力とジューシーな肉質でとても美味しいです。鶏肉の嫌なニオイも少なく肉本来の旨みが感じられます。
焼き鳥はもちろんですが、手羽先は骨を外して食べやすくなっていたり、黒豚バラ肉のしそ巻やニンニクの芽巻きなど他ではあまり見かけない串で、どれもやっぱり肉がうまいです。
精肉の販売に負けず劣らず惣菜も人気がある理由がよくわかりました。やっぱりいい肉を使っているだけあって美味しくて、それでいて値段も比較的リーズナブルなのでとてもコスパ高いと思います。
まだ行ったことがない人は是非一度、肉や惣菜を買いに行ってみてはいかがでしょうか?
鳥吉
住所/船橋市習志野台3-18-3
TEl/047-462-4129
営業時間/9:00〜19:30(年末・年始を除く)
定休日/火曜日
↓地図はこちら
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