船橋に成田の人気もつ焼き店「寅屋 本町店」が立ち呑みスタイルでオープン【実食レポ】
船橋駅南口を出て徒歩3分、呑兵衛が導かれる魅惑の通りといえば「仲通り商店街」。ここには居酒屋の名店がたくさん軒を連ねています。
そんな呑兵衛横丁とも言える仲通り商店街に「成田の人気もつ焼き店が支店を出した」という情報を聞きつけた私は、ソッコーで現場へキューコーしたのであります。
今回ご紹介するのは「寅屋 本町店」です。
場所
仲通り商店街入って割とすぐ。一平と加賀屋の間といえば分かりやすいでしょうか。

みんな大好き仲通り商店会
店内へ
店内は焼き場の周りをカウンターがL字型に囲み、壁側にもカウンターがあります。全部で15〜20人くらいは入りそうです。

壁側のカウンター
メニューはもつ焼き、煮込み、もつ刺しというシンプルな構成。もつ焼きは2串からで330円。煮込みや、刺しも同額です。
もつ焼きとボールは正義!
まずは煮込みと天羽ハイボールをいただきます。
天羽ハイボールを知らない人のために解説すると、プレーンの酎ハイに「天羽の梅」というシロップを混ぜたものです。墨田区や葛飾区などの下町の大衆酒場で、ウィスキーが高価だった時代に、ハイボールに似せて作られたドリンクです。下町では「ボール」といえば、この天羽の梅が入った酎ハイが出てくるお店が多いです。
ちなみに天羽の梅には赤ラベル、黄ラベル、青ラベルがあり一般的には赤が使われることが多いですが、稀に黄ラベルのお店もあります(お隣の加賀屋さんは黄ラベル)。青ラベルは梅割りと言ってストレート焼酎にこのシロップを入れて割るのに使われています。
炭酸はドリンクニッポンと言って新小岩にある野中食品工業(有)が作る炭酸。かつてTV番組の「タモリ倶楽部」の特集でもその炭酸の強さを賞賛された強炭酸水です。泡が力強く「稀代の暴れん坊」と言われています笑。
トロトロに煮込まれたモツにボールの組み合わせ…至福!
煮込みは色々な部位のモツが入っていてボリューム満点。トロトロに煮込まれていますが旨味が残っていて、嫌な油っぽさはなく醤油ベースの甘辛なタレでさっぱりと食べれます。もちろん天羽ハイボールとの相性は抜群!
角が立った鮮度抜群のレバーはプリプリトロトロ!
しっかりと角が立った鮮度抜群のレバー。一口食べればその新鮮さがわかります。大きさもごろっと大きめにカットされていて食べ応えも十分!口の中でとろけていきます。
ドリンクで気になったのが「初恋ハイボール」。聞くと酎ハイにあんずのシロップを入れて甘酸っぱく仕上げているので初恋なんだとか。まさにその名の通り甘酸っぱいサワーはもつ焼きにもぴったり!美味しすぎておかわりしてしまいました。これオススメです。
立飲みなのでサクッと飲めて、このクオリティ、この価格は嬉しいですね。さすが成田の人気店、モツの処理もしっかりしていてとても美味しかったです。
仲通り商店街にまたひとつ魅力的なお店が出来ました。
まだ行ったことがない人は是非飲みに行ってみてはいかがでしょうか?
寅屋 本町店
住所/船橋市本町4-42-5
TEL/090-6126-7981
営業時間/[火〜土]15:00~23:00(L.O.22:30)
*営業時間内でも、食材が売り切れ次第終了。
[日]12:00~食材が売り切れ次第終了
定休日/月曜
↓地図はこちら
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